理工学術院・本間教授がJSTのCRESTに採択
太陽光利用クリーンエネルギー生成技術の成果を期待

科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業の1つである「CREST」の平成23年度研究提案募集(第1期)に、理工学術院の本間敬之教授(先進理工)の研究課題「固液界面反応設計による新規高純度シリコン材料創製プロセスの構築」が採択されました。

CRESTの研究領域「太陽光を利用した独創的クリーンエネルギー生成技術の創出」のうちの1つで、①研究の必要性・インパクト、②提案内容の新規性・ブレークスルーの可能性、③研究課題設定や研究計画の明確性、④研究成果および波及効果の見通し、⑤研究チームの構成の有効性および実績、⑥太陽光利用分野での実績、⑦NEDOなど他プロジェクトの補完が期待できるか―などの点から評価されました。

この研究領域では、戦略目標「異分野融合による自然光エネルギー変換材料及び利用基盤技術の創出」の達成を目指し、「太陽光利用クリーンエネルギー生成技術」の成果につなげていきます。

CREST

戦略目標:「異分野融合による自然光エネルギー変換材料及び利用基盤技術の創出」

研究領域:「太陽光を利用した独創的クリーンエネルギー生成技術の創出」

研究総括:山口 真史(豊田工業大学 大学院工学研究科主担当教授)

本間敬之教授の課題概要

課題名:固液界面反応設計による新規高純度シリコン材料創製プロセスの構築

固液界面反応設計による新規高純度シリコン材料創製プロセスの構築高純度Siの製造には長時間にわたる超高温反応を必要とし、生産面・コスト面の大きな課題となっています。本研究は、固相や液相などの界面で起こる電解反応系に着目し、その原子レベルからの解明と精密な反応設計を実現し、低エネルギーかつ高速に高純度Siを生成するクリーンなプロセスを開発します。また国内にも豊富に存在する珪藻土を原料とする新しい製造プロセスを開発し、高純度Siの安定供給という資源確保戦略にも貢献します。

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以上

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