Art and Architecture School早稲田大学 芸術学校

「キールトラスの地震力の流れについて」鶴田直哉 Naoya TSURUTA

2019年度卒業設計

本研究は、実際に設計された、「京都市の某中学校・高等学校新体育館」を対象としたものである。この体育館にある特徴的な構造体として、体育館中央にあるキールトラスである が、体育館設計当時の構造計画では、意匠的には、ハイサイドライトの実現、体育館を空間 的に2 面に分断、最高高さの制限等、構造的には、体育館屋根の⻑期荷重⽀持が主な役割であった。しかし、キールトラスは、剛性が高いことが予測され、地震時に、耐震要素としての役割を担っていることは、構造設計担当者も当然気づいていた。当時、キールトラスの応⼒は⻑期荷重が優位だったため、詳細なキールトラスへの地震⼒の流れについて、検討はなされなかったが、汎用構造解析プログラムを用いて、体育館全体を詳細にモデル化し、キールトラスの耐震性能の評価を行い、構造的な観点から考察した。

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