第14回 早稲田大学ガバナンス&サステナビリティ研究所 研究会が開催されます。
金融庁金融研究センターの特別研究員 林寿和様より、2022年7月から約1年間をかけて実施した研究結果を報告いたします。
前半では、「企業によるインパクト(社会・環境的効果)創出と企業価値向上は両立するのか?トレードオフなのではないか?」という問いを念頭に置きつつ、日本企業を対象とした実証分析結果等を紹介します。
後半では、昨今注目が高まっている、企業活動に伴う様々なインパクトを金銭価値に換算して財務諸表への組み入れを目指す「インパクト加重会計」の潮流と課題についてお話があります。
ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
■ 日時:2023年 7月12日(水)19:00 ~ 20:30
■ タイトル: 『インパクトと企業価値に関する研究報告 -インパクト志向と財務パフォーマンスに関する実証分析、インパクト加重会計について』
■ 講演者: 林寿和様
Nippon Life Global Investors Europe plc
Head of ESG
■ 開催方法:対面およびオンライン
対面の会場:早稲田キャンパス11号館9階908教室
オンライン:ZOOM(詳細はお申込みの方にご連絡)
■ 参加費:無料
■ 講演者略歴:
林寿和様
Nippon Life Global Investors Europe Plc. Chief Director
2005年京都大学工学部卒業、2010年江エジンバラ大学大学院修了(経済学修士)、2011年ケンブリッジ大学経営大学院修了(技術政策修士)。文部科学省、㈱日本総合研究所を経てニッセイアセットマネジメント㈱入社、2022年3月より現職として出向中。ESG・インパクトに関するリサーチなどに携わる。最近の主な論文に、「機関投資家による投資ポートフォリーのカーボン分析の潮流と展望」(『環境経済・政策研究』14(2)、2021年9月)や「機関投資家による集団的エンゲージメントはどのようなときに成立するのか:ゲーム理論を用いた理論的考察」(『日本経営倫理学会誌』27、2020年3月)がある。
■ 講演言語:日本語
■ 申込みURL: https://forms.gle/UHVcr4s2s63VFF9LA