Waseda Vision 150の進捗状況について
拡大基本問題懇談会を5月16日(金)に開催し、政治経済学術院、法学学術院、文学学術院、教育・総合科学学術院、スポーツ科学学術院、国際学術院の将来構想の2013年度報告、2014年度計画を確認しました。残りの学術院、両高等学院、芸術学校の将来構想の2013年度報告、2014年度計画については、5月30日(金)の拡大基本問題懇談会で確認する予定です。
Waseda Vision 150推進本部を5月16日(金)に開催し、核心戦略5-9のプロジェクトの2013年度結果に対するコメントおよび評価、全核心戦略のプロジェクトの2014年度計画に対するコメントを確認しました。また、新たに申請のあった2014年度からの新規プロジェクト2件、2013年度までの終了プロジェクト2件についても確認しました。
核心戦略6「早稲田らしさと誇りの醸成をめざして-早稲田文化の推進-」は、「早稲田の記憶と場の意味」をキーワードに取り組んでいます。
大学において、教育にせよ、研究にせよ、課外活動にせよ、「場の雰囲気」はとても大切であることは明らかです。その意味で「場の意味」を知り、「場の記憶」を承け継ぐことは、「早稲田らしさ」を考える上で欠かすことはできません。
核心戦略6の「世界に向けての文化発信」プロジェクトの一つとして、この「場の意味」と「場の記憶」に関して、文化推進部では2012年からその準備に取り組んでおり、2014年度はWaseda Vision 150の成果の一端として学生、校友、来校者、教職員に向けて文化資源・情報の発信を展開しています。
まず、このたび本学の「歴史」と「記憶」を専門家の手により分かりやすく解説した小冊子「早稲田に歴史あり」を刊行しました。これは「早稲田ウィークリー」に2011年6月から2012年10月にかけて連載されたものを一冊にまとめたものです。
また、「早稲田の記憶」を実際に確認していただく趣旨で、学内に各種記念碑やモニュメントが多数点在するものを紹介するマップ形式の小冊子「キャンパスがミュージアム」シリーズを刊行しています。これは、普段何気なくすごしているキャンパスが実は巨大なミュージアムでもあることを知っていただくためのものです。既に刊行した内容は「Vol.1早稲田キャンパス編」と「Vol.2大隈庭園編」の2冊で、7月には「Vol.3藪野健の芸術」を刊行予定です。
刊行済みの小冊子は、各学術院事務所、芸術学校事務所、学生生活課、ICC、校友課、広報課、図書館、博物館、入学センター、附属・系属校等で配布しています。ご興味のある方は是非ご覧ください。
また、今後の文化資源・情報の発信にご活用いただけるよう、全ての小冊子を「早稲田文化」のHP(http://www.wasedabunka.jp/)から電子ファイル(pdf)でも閲覧・ダウンロードできるように準備を進めていますのでご期待ください。
これらの事業が学生、校友、教職員の一体感を醸成し、早稲田の記憶の確認、早稲田らしいことを誇りに思う一助になればと希望しています。
核心戦略6「早稲田らしさと誇りの醸成をめざして-早稲田文化の推進」
http://www.waseda.jp/keiei/vision150/core/06.html
過去のNewsletterについて
以下のURLより過去のNewsletterを確認できます。
http://www.waseda.jp/keiei/vision150/newsletter/archive.html
◆発信元・問合せ先
Waseda Vision 150事務局(担当:総長室経営企画課)
[email protected]