早稲田大学

Core Strategies of Waseda

早稲田の核心戦略

Core Strategy 4

4.対話型・問題発見・解決型教育への移行

ネットワークを活用した遠隔・オンデマンド授業環境の整備、教材開発と授業形態の革新等を図り、教室での一方的な講義主体の授業形態から演習・ゼミを主体とする学生参加対話型教育や、フィールドワークも活用したプロジェクト型教育へと重点を移し、問題を発見し、解決策を提案し実現する能力を涵養する。

目的・目標

授業の簡易収録・自動収録の仕組みや教材の電子化を支援する体制を構築し、授業内容のデジタル化を促進し、多くの講義科目のオンデマンド化を図っていく。その上で、1年次より演習・ゼミを主体とする学生の発表やディベートなど、学生参加型の授業を展開することにより、個別的直接指導を強化する。また、プロジェクト型の授業形態により、集団での問題発見・解決の機会を増やすこととする。

改革のポイント

  1. 教員負担の軽減を実現するICT活用方法や教員サポートの充実策、教員の担当コマ数削減などの各種方策を実施する。
  2. 教員がより深く指導し、かつ学生主体で実施する対話型、問題発見・解決型授業のあり方およびサポートのあり方を検討する。

関連するプロジェクト

  • 「GoodPractice」の整理および展開・定着PJ
  • 教育方法の革新と学生の主体的・能動的な学びを支える情報基盤構築PJ
  • 授業におけるTA制度の活用・授業形式見直しPJ
  • 教育システム改革
  • 科目数削減、密度の高い教育の推進PJ

【コラム:対話型、問題発見・解決型教育】

教員からの一方的な知識の教授ではなく、教員と学生あるいは学生同士が意見を交わして授業内容の理解を深める対話型・双方向型授業は、受講生の多い講義科目においても取り入れられるようになってきています。また、グローバル社会においては、正解のない問題に対して、自ら思考し論理的に説明する能力を身につける問題発見・解決型授業の必要性も高まっています。

【コラム:大学の存在意義の再確認 】

現在、地球上ではグローバルガバナンスが確立していないことに起因する諸問題(持続性、平和、危機管理など)が多発しています。グローバルガバナンス確立のために、グローバル化の多面性、Global・Regional・National・Localの各段階に着目して、問題発見・解決型の教育・研究を実践することは大学の重要な使命です。

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