西早稲田キャンパスにて、理工学部留学座談会が執り行われました。
『理工キャンから世界へ羽ばたこう』をテーマに
－長期留学を経験した3人の理工生によるパネルディスカッション
－留学経験者と理工生との相談タイム
の2本立てで、2日間計56名の理工生が参加しました。
必修単位の多さや研究室参加、授業の忙しさなどから、なかなか留学に踏み出すことのできない理工生が多いのが現状です。そこで私たちは、「少しでも留学に伴う障壁を少なくすること」、そしてなにより「留学の魅力を伝えること」にフォーカスしてこのイベントを行いました。
パネルディスカッションでは、下のスライドにあるように、留学準備・留学中・帰国後のそれぞれのステージで、どんなことをすべきか、私たちがどういうことをしたか、についてお話しました。単位編入や研究室参加、そして留学中の過ごし方について、図や写真を用いて紹介し、参加者からは「留学で何をすべきかわかった」、「行動を起こしてみることが大切だということがわかった」などの感想をいただきました。
相談タイムでは、自由な雰囲気の中、参加者と理工留学経験者が留学について話し合いました。内容としては、参加者が気になっていること、不安に思っていることが中心でした。具体的には、パネスディスカッションでは触れきれなかった、単位編入の詳細な手続きや留学先・留学時期の選定の仕方などの内容が多かったです。参加者からは、「より具体的な留学のイメージがつかめた」、「パネルディスカッションでは聞けなかった細かい疑問についても質問できてよかった」などの声が聞かれました。
全体的には、参加者の満足度が非常に高いイベントを開催でき、とても有意義だったと思います。私自身、理工学部から約一年間交換留学をした身として、理工から留学へ行くことの難しさを再認識するとともに、本当に、留学ってすばらしい！ということを実感したイベントでもありました。理工学部から留学する人を増やすためにも、今後もこうしたイベントを増やしてゆきたいと、強く感じています。少しでも留学に興味のある方は、次回開催時にはぜひ参加してください！
最後になりますが、当日ご来場いただいた参加者並びに、理工学術院事務所、留学センターの職員の皆様に深く御礼申し上げます。
早稲田大学留学アドバイザー9期 理工学部 吉田智輝
