日本政府文部科学省が提供する奨学金です。いくつか異なる種類の国費奨学金がありますが、ここでは「大学推薦」枠についてご説明いたします。
当学では、大学推薦(一般枠・特別枠ともに)は秋入学のみ受入を行っています。
大学推薦(一般枠)を募集している研究科:
・基幹理工学研究科
・創造理工学研究科
・先進理工学研究科
・情報生産システム研究科
・アジア太平洋研究科
・経営管理研究科(WBS)
*募集を行う研究科に変更がある場合には、毎年12月頃に文部科学省より募集の通知を受けた後、当ページの該当記載箇所を更新いたします。
大学推薦(特別枠)を募集している研究科:
・情報生産システム研究科
・アジア太平洋研究科
大学推薦枠に応募するためには、ご希望の研究科の正規課程(修士課程・専門職学位課程・博士後期課程)として入学試験に合格する必要がありますので、入試日程および要件等に関するご質問は上記研究科の内、ご希望の研究科に直接お問い合わせください。
研究科一覧URL:https://www.waseda.jp/top/academics
日本政府文部科学省が提供する奨学金です。いくつか異なる種類の国費奨学金がありますが、ここでは主に「大使館推薦」枠についてご説明いたします。
通常、国費大使館推薦枠で採用された留学生は非正規生として入学することになります。正規課程(修士課程・博士後期課程・専門職学位課程など)の学生になるためには、非正規生として在学している期間中に、ご希望の研究科の入学試験を受験し合格する必要があります。非正規生として在学できる期間は、春学期より入学した場合は2年間(4月から翌々年の3月まで)、秋学期より入学した場合は1.5年間(9月から翌々年の3月まで)。
なお、非正規生から正規課程に進学するにあたっては、ご希望の研究科の入学試験に合格するだけではなく、文部科学省が別途に定めた進学要件をも満たさなければなりません。これらのルールにつきましては、入学後に留学センターが主催するオリエンテーションで詳しくご説明します。
国費奨学金(大使館推薦)の募集は、海外にある日本国大使館もしくは領事館が行います。申請方法や日程などは国によって異なりますが、一般的には毎年の春頃に翌年度に渡日する留学生の募集が行われ、夏頃に第一次選考があります(※1)。第一次選考に合格した方は、自分が行きたい大学に必要書類(※2)を送付し、「受入内諾書」を申請する必要があります。詳しくは、自国の日本国大使館もしくは領事館にご確認下さい。
※1 第一次選考申請時には、受入希望教員から受入内諾を得る必要はありません。
※2 必要書類は大学により異なりますが、本学の場合は次項をご参照ください。
本学の各研究科受入概要から条件を確認してください。その上で、本学への入学を希望する場合は、大使館・領事館における第一次選考に合格した後、オンラインの受入内諾書申請フォーム * により、以下の書類一式を電子ファイル(Word、PDF等)で提出してください。メールでの送付は受け付けていません。
(申請書類)
1. 第1次選考合格証明書
2. 申請書
3. 専攻分野及び研究計画
4. 出身大学の成績証明書 (学部卒以上の全て)日本語または英語表記
5. 出身大学の卒業(修了)証明書又は学位取得証明書 (学部卒以上の全て)日本語または英語表記
応募時に現在の課程が修了していない場合、卒業(修了)見込者は卒業(修了)見込証明書
6. 在籍大学若しくは最終出身大学の長又は担任教員の推薦状
7. 学位論文概要等 (※在外公館へ提出している場合のみ)
8. 言語能力証明書 (日本語もしくは英語の語学能力証明書)JLPT/TOEIC・TOEFL・IELTSなど、大使館に提出した書類(原則押印のあるもの)を添付してください。または証明書が提出できない方は、語学能力証明サポートレター(MEXT_Certificate of Language Proficiency)を提出してください。
*英語(日本語)が母語ではない方が英語(日本語)で履修することを希望される場合、上記の英語(日本語)能力証明書は原則として必須です。取得していない方で、大学の授業が英語(日本語)によって行われているならばその証明書を、そうでない場合はあなたの英語(日本語)能力を証明できる先生にサポートレターの作成を依頼して、提出してください。
9. 現在の勤務先上司の推薦状 (※在外公館へ提出している場合のみ)
10. *ASCOJA推薦者の方のみ:MEXT-ASCOJAとして推薦された場合、証明書(推薦書)またはASJA(Asia Japan Alumni)Internationalへの誓約書等のASOJA推薦者と証明できる書類を提出してください。
(例)「日本語予備教育について(ASCOJA推薦の国費外国人留学生(研究留学生)」
(※注:ASCOJA推薦者以外の方は提出不要です。間違って提出しないでください。)
ご参考:ASJA(アスジャ・インターナショナル)https://asja.gr.jp/
11.*基幹理工学研究科、創造理工学研究科、先進理工学研究科、教育学研究科、人間科学研究科、情報生産システム研究科、環境・エネルギー研究科を希望される方のみ:
研究科内の審査に必要なため、パスポート1ページ目(名前、性別、生年月日を含む判読可能なもの)のデータをPDFまたはJPG画像形式にて提出してください。
(ファイル名:国名_姓+名)
*受入内諾書申請フォームの登録方法:画面中央の「申請/Submit」ボタンをクリックし、設問ごとに情報を入力し終えたら、ページ右下の「保存/Save」ボタンを押し、続けて「はい/Yes」を押してください。
(注意事項)
早稲田大学の大学院に関する情報: http://www.waseda.jp/top/academics
各研究科の指導教員に関する情報: https://w-rdb.waseda.jp/search?m=home&l=ja
各研究科受入概要: MEXT_Embassy_recommendation_2026
受入内諾書申請フォーム
添付ファイルサイズの上限は30MBです。郵送は不要です。
2025年9月1日(月)23:59(日本時間) 必着
※登録フォームのオンライン提出必着
(中国赴日本国留学生申請者の提出期限は、別途確定後に掲載予定)
当学より発行された受入内諾書を現地の日本大使館・領事館に提出した後は、次の選考に進むことになります。ただし、受入内諾書が発行されても、必ず当学に配置されるとは限りません。最終的な配置大学は翌年1月から2月にかけて文科省が決定し、各大学に通知します。なお、申請者へのお知らせは、文科省が各大使館・領事館を通じて行うため、大学からお知らせすることはできません。
当学への配置が正式に決まった学生に対して、4月入学の場合は2月頃に、9月入学の場合は7月頃に、宿舎の申請方法および入学説明会など来日後のスケジュールについてご案内いたします。ご案内はインフォメーション・シートに書かれている皆さんのメールアドレスに送付しますので、定期的にメールをご確認ください。
通常、国費留学生は来日後の最初の6か月かけて日本語予備教育を受け、その後専門科目を受講し始めますが、早稲田大学の場合は最初から大学院の専門科目を受講しながら、当学の日本語教育研究センターが提供する日本語科目を受講することができます。(北九州キャンパスの情報生産システム研究科に入学した場合、北九州キャンパスが提供する日本語科目を受講することになります)
なお、早稲田大学では英語のみで学位取得可能な研究科が多数ありますので、日本語科目の受講は必須ではありません。授業および研究が英語で行われる研究科に入学した場合、日本語科目を受講するかどうかはご自分で選択できます。
来日前にご希望の研究科の正規課程の入学試験に合格すれば、最初から正規生として入学することが可能です。ただし、来日前に入学試験を受験した場合、国費留学生の選考結果が未定のため、私費留学生と同様にいったん学費を全額負担していただき、入学後に返金することになります。なお、最終的に国費留学生として採用されなかったか、当学に配置されなかった場合、お支払いになった学費の全額返金はできません。
このようなリスクを考慮し、来日前に入学試験を受験することはお勧めいたしません。ただし、秋来日の方は、当学への配置が決まってから、渡日するまで十分に時間があるため、正規課程の入学試験に間に合う場合もあります。
ご質問のある場合は、留学センターまでお問い合わせください。
入試に関するご質問は、ご希望の研究科へ直接お問い合わせください。