Kagami Memorial Research Institute for Materials Science and Technology早稲田大学 各務記念材料技術研究所

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〔開催報告〕計算材料科学特別セミナー『ソフトマター』 第1回「ソフトマターとゆらぎ」

計算材料科学特別セミナー ソフトマター の第1回「ソフトマターとゆらぎ」が12月21日に開催されました。

ソフトマターとは熱ゆらぎや外力によって簡単に変形される物質であり、特徴として異方性・自己組織化・メソスコピック・ゆらぎ・階層的などのキーワードが挙げられます。

本セミナーでは、個々の物質の性質というより共通の特徴としてソフトマターを捉える目的で話題を構成しました。

材料物性研究における固体相および液体相について概観した後、その両方の性質を併せ持つソフトマターの代表として熱平衡状態としての様々な液晶相について三つの観点から整理をしました。

次に具体的にどんな物質がソフトマターの特徴をもつ物質群について次の4つの分類で考察しました。

1. 低分子液晶物質
2. 両親媒性分子とその溶液
3. ブロック共重合体
4. コロイド溶液

二相共存や界面など数理的取り扱い上ソフトマターとして扱うべき系の状態についても考察しました。

尚、12/21にトラブル発生で講演できなかったコロイド溶液以降の話題については次回1/18のセミナー13:00から行います。また、開催案内でセミナー初回に行われる予告のあった数理的取り扱いの基本事項については、第2回目「分子動力学シミュレーション入門」の内容として取り扱います。

第1回「ソフトマターとゆらぎ」
青木 圭子(早稲田大学各務記念材料技術研究所 客員上級研究員)

日時:2022年12月21日(水)13:00~15:00 ※諸般の事情により終了時間を早めて実施いたしました

開催方法:オンライン(Zoomミーティング利用)

参加人数:68名
〔内訳〕学内18、学外47(大学21、企業等25、研究機関1)、講師他3

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