大学院特別講義シリーズ「社会調査の方法」
このたび、ロチェスター大学のジェイミー・ドラックマン教授をお迎えし、英語による大学院レベルの特別講義シリーズ「社会調査の方法」を開催いたします。本講義では、政治的行動に関する様々な因果関係を推論するための調査設計の方法について学びます。
本シリーズでは、調査デザインにおける以下の7つの重要要素を取り上げます。
・研究デザインにおけるサーベイの位置づけ
・サンプリング
・調査モードと注意の維持
・調査が難しい集団へのアプローチ
・調査票（アンケート）の作成
・調査実験
・調査結果の報告
スケジュール
（全日程 15:00〜16:40、終了後にオフィスアワーあり）
・7月22日（火） 11号館1110教室 → 11号館1105教室
・7月23日（水） 3号館1104教室 → 11号館904教室
・7月24日（木） 3号館1104教室 → 3号館801教室
※教室を変更しました（2025年7月8日）。
この講義シリーズは、世論やエリートの意見に関するデータ収集を含む研究において、サーベイの使用を検討している大学院生に特にお勧めです。また、サーベイと実験手法を組み合わせたいと考えている方にも有益な内容となっています。政治学において最も広く用いられているアプローチの一つに関して、政治行動研究分野の第一人者である著名な研究者から直接学ぶことができる機会を提供します。
参加無料（事前登録制）
受講は無料ですが、事前登録が必要です。
https://forms.gle/HPzpP7GHFP5LZ8zc8
お問い合わせは[email protected] 宛にご連絡ください。
略歴
Dr. James N. Druckman is the Martin Brewer Anderson Professor of Political Science at the University of Rochester and Honorary Professor at Aarhus University in Denmark. He received his PhD from the University of California, San Diego in 1999 and has published over 180 articles and book chapters across political science, communication, economics, science, and psychology. He has authored or edited seven books, including Partisan Hostility and American Democracy (2024), Equality Unfulfilled (2023), and Experimental Thinking (2022). Dr. Druckman has served as editor of Political Psychology, Public Opinion Quarterly, and the University of Chicago Press series in American Politics. He currently co-leads the Time-Sharing Experiments for the Social Sciences (TESS) and the Civic Health and Institutions Project (CHIP50), edits the Cambridge Elements series on Experimental Political Science, and serves on the boards of the Russell Sage Foundation and the American National Election Studies. He has also served as Vice President of the American Political Science Association.
