国際協力分野で働くには？自身の経験や研究をキャリア形成の武器にするには？
「航路を切り拓く力」は、国際協力の仕事マトリックス、実務経験を重ねる方法、求められる資質・能力などの概観に加え、学生一人ひとりが目標に向かってどのように取り組むか、大学でどう学ぶか・どう生かすか、そして、自分のコア・コンピタンスを形成し、生かして実践するための後押しをする企画です。
国際協力分野を志望する方のみならず、公務員や民間企業でのキャリアを考えている方にも役に立つ内容が多く盛り込まれています。講師略歴とメッセージを下記に掲載しています。是非ご参加ください！
印刷用ポスターリンク 20150119_poster2p_ver2
講演者・講師略歴（順不同）
島田久仁彦【国際ネゴシエーター、株式会社KS International Strategies CEO、環境省参与】
【略歴】国際的に有名な交渉ストラテジストとして知られ、国際会議のファシリテーションのプロフェッショナルとして認められている。環境問題のほか、エネルギー問題にも精通し、国際的なオピニオンリーダーとして認識され、国内外のエネルギー関連企業のアドバイザーも務める。2009年にはUK Energy Summitにおいて「最も活躍しているリーダー」に選出されBloomberg Energy Summitにもゲストスピーカーとして招待されている）。 その他、国際連合（UN）などを通して安全保障問題（コソボ紛争、イラク復興など）で数々の調停を行い、また人権問題、女性の権利向上、アフリカおよび最貧国の開発プロジェクトなど、多岐にわたる分野において交渉および調停を行った実績もあり、これまでに様々な国際的な賞を授与されている）。現在もシリア、イラクなどの紛争の調停に従事している。より詳細な紹介はhttp://ksis.co.jp/ceo.html よりご覧ください。
勝井裕美【特定非営利活動法人シャプラニールフェアトレード部門チーフ】
【略歴】津田塾大学国際関係学科にて異文化理解、移民問題について専攻の後、クレジットカード会社に3年間勤務。ボランティアとして特定非営利活動法人シャプラニール＝市民による海外協力の会に関わったのち、当会へ入職。クラフトリンク（フェアトレード）担当、支援企画担当を経て、2010年から2年間ネパール事務所長。2012年末に帰任し、クラフトリンクのチーフに。
【学生へのメッセージ】想像力と挑戦力を持ってぜひ、国際協力のフィールドで一緒に頑張りましょう。
荻野久美子【株式会社パデコ経済社会開発部シニア・コンサルタント】
【略歴】国内の私立大学文学部文学科日本文学専攻を卒業後、英国の教育研究所、教育・ジェンダー・国際開発コース（修士課程）を修了。修士修了直後に国際協力の世界に入り、JICA、日本国省庁、地方自治体、大学等、様々な組織をクライアントとし、人づくりに関連するコンサルテーションを行っている。
【学生へのメッセージ】人が変わる、組織が変わる、国が変わる、世界が変わる、そんな躍動感溢れるお仕事です。
帯刀豊【国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）】
【略歴】1992年一橋大学法学部卒業。東京銀行（現、三菱東京UFJ銀行）入行後、外務省経済協力局へ出向。ア ジア経済研究所開発スクールを経て、エジンバラ大学でMaster of Law (LL.M.)、オックスフォード大学でM.St in Forced Migrationを取得。旧ユーゴスラビア戦犯法廷勤務を経て、2003年よりUNHCR職員。
【学生へのメッセージ】予断を持たず、まずは自分を掘り下げてみて下さい。
