法曹コースについて
法曹コースとは、弁護士、検察官、裁判官といった法曹志望者を対象に、早稲田大学法科大学院と連携して学部段階から体系的・効果的な一貫教育を行うものです。
法曹コースを修了見込みで、かつ、早稲田大学法科大学院が定める要件を満たした場合、同法科大学院の特別選抜入試(一般入試と異なり法曹コースにおける成績等を重視する選抜方式)の出願資格を得られます。
同入試に合格された場合、法学部を3年(別途3年卒業要件参照)もしくは4年で卒業し、法曹コースを修了することで、法科大学院既修者コース(法科大学院を2年で修了)へ進学することも可能です。
法曹コース修了要件および認定要件科目・推奨科目
通常の法学部の卒業要件では民事訴訟法と刑事訴訟法のうちいずれか1科目の修得が必要ですが、法曹コースでは民事訴訟法・刑事訴訟法の両方の履修が必要となります。(法律必修科目38単位の習得が必要)
認定要件科目一覧
配当学年 | 法律必修科目 | 法律選択必修科目 | 法律選択科目 |
1年以上 | 憲法Ⅰ | ||
憲法Ⅱ | |||
民法Ⅰ(総則Ⅰ) | |||
民法Ⅰ(総則Ⅱ) | |||
刑法Ⅰ(刑法総論) | |||
2年以上 | 民法Ⅱ(物権法) | 行政法Ⅰ | 応用憲法 |
民法Ⅲ(債権総論Ⅰ) | 行政法Ⅱ | 応用民法Ⅰ | |
民法Ⅲ(債権総論Ⅱ) | 応用刑法Ⅰ(総論) | ||
商法Ⅰ(会社法) | |||
刑法Ⅱ(刑法各論) | |||
民事訴訟法Ⅰ | |||
刑事訴訟法 | |||
3年以上 | 民法Ⅳ(債権各論Ⅰ) | 民法Ⅴ(担保法) | 応用民法Ⅱ |
民法Ⅳ(債権各論Ⅱ) | 民法Ⅵ(家族法Ⅰ) | 応用民法Ⅲ | |
民法Ⅵ(家族法Ⅱ) | 応用会社法Ⅰ | ||
応用会社法Ⅱ | |||
応用民事訴訟法Ⅰ | |||
応用民事訴訟法Ⅱ | |||
応用刑法Ⅱ(各論) | |||
応用刑事訴訟法Ⅰ | |||
応用刑事訴訟法Ⅱ |
法曹コース修了に必要な単位数:法律必修38+法律選択必修10+法律選択24=72単位
以下の科目は推奨科目です。法曹コース登録を考えている方は積極的に履修してください。
配当学年 | 法律選択科目 | 単位 |
1年以上 | 導入講義(選択)-法曹の仕事を知る- | 2 |
1年法曹演習 | 2 |
法曹コース修了には「法律必修科目」および「認定要件科目」を計画的に履修する必要があります。特に3年間で法学部卒業を目指す(3年卒業制度を利用する)場合には、各科目の配当学年・時間割に十分注意するようにしてください。
2025年度課外プログラムスケジュール(予定)
こちらをご確認ください。
※法曹コース登録者以外も申込可能なプログラムがあります。
※スケジュールは変更となる可能性があります。
※来年度の企画は変更となる可能性があります。