松澤 伸教授を編著者として 『基本学習 企業犯罪と経済刑法』が刊行されました。
【著者】松澤 伸 編
【内容説明】企業社会が発展すればするほど、企業の構造は複雑化し、それゆえに、さまざまな事件も起こってきます。不正アクセス、悪質商法、汚職、粉飾決算、インサイダー取引など、企業犯罪と呼ばれる不祥事が、しばしば世間の耳目を集めることになります。そして、私たちは、こういった企業犯罪についての報道に接することになるわけですが、意外とその実情については、知らないことが多いようです。そこで、こうした企業犯罪と経済刑法について、大学・仕事の休憩時間や、通学・通勤途中の電車でも気楽に読める本にする、というコンセプトのもと、事例や図表を用いて、わかりやすく解説したテキストを作ることにしました。早稲田大学出身の中堅・若手の研究者を中心に、充実した執筆陣が揃いました(本学の田山聡美教授も、執筆に加わってくれました)。
この本を読めば、企業犯罪と経済刑法について、基本的な事項がすべて理解できます。企業犯罪がどうやって発生するか、どうすればそういった事態を避けることができるか、もし企業犯罪が発生したらどうなるのか、丁寧に書かれています。経済刑法を学ぶ学生の皆さんはもちろん、コンプライアンス・危機管理にかかわる企業の担当者の皆さん、企業活動に直接関わるビジネスパーソンの皆さんにとっても、最適な入門書になっています。
【出版社】商事法務
【出版年月】2023年11月
【ISBN】978-4-7857-3057-4
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