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2023年度法学部入学式を執り行いました

2023年4月1日(土)に、早稲田キャンパス大隈記念講堂にて法学部入学式を執り行いました。

式典では、まず、田村達久 法学部長より新入生へ式辞が述べられました。

田村学部長は、学問をするうえで競争は大切だが、同時に、共同の精神も持たなければならない、とした大隈重信の始業式訓示での言葉を紹介しながら、新入生がこれから出会う法学の学びの心構えを述べるとともに、健康に留意して、未知なるものへの興味と関心を持って大いに学び、かつ、豊かな学生生活を送って欲しいと激励しました。

続いて、金澤孝 教務担当教務主任と和仁かや 学生担当教務主任の挨拶がありました。

金澤教務主任は、リーガルマインド概念をもとに、法学やひいては学問一般には唯一絶対の正解はないこと、大学はその点で高校までの勉強とは異質であることを新入生に説きました。論理的・合理的に相手を説得して紛争解決を図る思考力と作法であるリーガルマインドを修得したならば、分極化が進み益々正解の見えなくなった現代世界にあって、寛容の精神のもと冷静かつ理知的に事態を収拾し、さらに新たな地平を切り拓くことも出来る、そのためには先人の業績に謙虚に学びつつも、同時に、絶えず権威を疑う批判的精神もまた重要なのだと述べました。

和仁教務主任は、大学生活を送る中で、必ずや悩みや不安は出てくるであろうが、決してひとりで抱え込まないでほしいと伝えました。法学部事務所をはじめ大学にも数多くの窓口があること、今までここで学んだ先輩も皆、何らかの悩みや不安を抱え試行錯誤しながら乗り越えてきたこと、そうして長い年月の間に大学の構成員たちの喜びも苦しみも包み込んできたからこそ、今日の多様性に富み包容力にあふれる早稲田大学のキャンパスがあることを述べ、ぜひ、大学の一員として力いっぱい飛び込み、悔いのない学生生活を送ってほしいと、新入生を勇気づけました。

そして、最後は、グリークラブによる校歌の斉唱がありました。

法学部でスタートラインに立った新入生の皆さんが、これから良き師・良き友人と出会い、学びを充実させて大学生活を謳歌されることを心よりお祈り申し上げます。入学おめでとうございます!

 

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