松澤 伸教授著の Europe and Japan Cooperation in the Fight against Cross-border Crime ー Challenges and Perspectives が刊行されました。
【著者】Shin Matsuzawa, Anne Weyembergh, Irene Wieczorek 編
【内容説明】早稲田大学の松澤伸教授と、ブリュッセル自由大学(ベルギー)のアンネ・ワイエンバーグ教授、ダーラム大学(イギリス)のアイリーン・ヴィークゾレック准教授の編集によって公刊された書籍であり、早稲田大学のブリュッセル自由大学との共同研究の成果です。現代社会は、グローバル化により、犯罪も国境を超える規模で敢行されるものが多くなってきています。そのような現状のもとで、EUと日本が、いかにしてその犯罪に立ち向かうのか、法制度の面から明らかにしようとするのがこの本です。これまで、この分野については、重要性は意識されてきたものの、包括的な研究を行う書籍は公刊されてきませんでした。本書は、この間隙を埋めるものであり、理論的にも実務的にも、広く参照されることが期待されます。執筆者には、この分野に造詣の深い日欧の刑法学者・国際法学者が揃っており、充実した議論を展開しています。EU刑法、国際刑法、日欧外交など、日本とEUに関心を持つ研究者・学生をはじめとした、多くの方々に読んでもらいたいと思います。
【出版社】Routledge
【出版年月】2022年12月
【ISBN】9781003284710
なお、本書は、電子書籍のフォーマットも公刊されています。
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