郭 舜教授著の、「国際法哲学の復権」が2022年10月に刊行されました。以下、郭教授より内容の紹介です。
【内容説明】本書『国際法哲学の復権』は、「国際法は法か」という問いをめぐって、これまで考えてきたことをまとめた一冊です。「国際法は法か」という問いは、これまで多くの論者の頭を悩ませてきました。グローバル化した今日の世界において、国際法はどのような秩序を作り出しているのでしょうか。また、「国際法は法か」という問いは、何を問おうとしているのでしょうか(見かたによれば、国際「法」である以上、法であるに決まっています)。こうした厄介な、しかし正当な疑問に答えつつ、「国際法は法か」という問いを捉えなおすとすれば、それは結局、自分の社会の法と国際法との関係、そして国際法を通じた他の社会の法との関係をどう構築していくべきかという実践的な問い、道徳的な問いに読み替えられることになるのです。
【出版社】弘文堂 出版社WEBサイト
【出版年月】2022年10月
【ISBN】978-4-335-30098-1