School of Law早稲田大学 法学部

教員

Faculty

守中 高明教授

MORINAKA, TakaakiProfessor

守中 高明

学歴・学位

  • 学習院大学文学部フランス文学科 卒業
  • 学習院大学大学院人文科学研究科 フランス文学専攻 博士前期(修士)課程 修了 修士(文学)
  • 学習院大学大学院人文科学研究科 フランス文学専攻 博士後期(博士)課程 単位取得満期退学

研究テーマ

フランス現代哲学(ジャック・デリダ、ジル・ドゥルーズ等)、精神分析学、およびその哲学・理論を援用することによる仏教思想の分析と現代化。いずれも人間の生の存在論的次元を照射することに焦点化されている。

研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ

私たちがこの世界に生きてあるということがどのようなことであり、その生を可能にする/不可能にする歴史的・社会的・経済的・文化的条件はなにかを問うことが、私の研究を貫く動機である。この問いを引き受けるためには、狭い専門性に自足することはできない。ヨーロッパ近代啓蒙思想から、19世紀後半に現れ思考のパラダイムを決定づけたマルクス、ニーチェ、フロイトを経て、20世紀後半に知の地殻変動を引き起こしたフーコー、ドゥルーズ、デリダ、そして現代に至るまでの哲学の系譜からそのつど資源を汲みあげ、その思考を武器として世界のリアルな諸問題に向き合うこと――それが私の研究の姿勢である(研究者DBをぜひ参照されたい)。

目指す教育

知を涵養し、豊かに育て、そして鋭利に磨きあげること。大学教育の目的はそれ以外にないし、それ以外であってはならない。この国の現在の劣化し、貧困化した中等教育における規律と査定と管理からなる抑圧的システムから、いかにしてみずからを解き放ち、自律した一個の存在としていかに自由に考え、行動するか――大学という学びの場が与えてくれるのは、そのような可能性への開かれであり、私の役割はその開かれを学生たる皆さんに最大限に保証することだ。プログラム化とスケジュール化に慣らされた精神と身体にとって、100%の自由は不安、さらには恐れをもたらすかもしれない。そんなときにこそ、私はあなたのかたわらにありたい。

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