学歴・学位
- 慶応義塾大学 文学部 卒業 学士(文学)
- イギリス・ヨーク大学大学院 文学科 イギリス・ロマン派文学専攻 修士(文学)
- イギリス・マンチェスター大学大学院 文学科 19世紀英文学専攻 博士(文学)
研究テーマ
19世紀英文学、とりわけ英詩を研究しています。ロマン派詩人のPBシェリーやヴィクトリア朝詩人のロバート・ブラウニング、エリザベス・バラット、ロマン派小説家のメアリー・シェリーを中心に考察しています。
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
文学は小学生の頃から興味を持っており、漠然としてはいたものの、将来は文学にかかわる職につきたいと考えていました。また、日本の大学を卒業し、その後10年ぐらいの期間をイギリスで過ごしました。研究は勿論のこと、それ以外にも人間として大きく成長するきっかけとなったと考えます。留学を志す学生が減ってきたといわれますが、人生ひょっとしてまたとない機会かもしれませんので、自分の世界を広げるという意味でも検討の余地はあるかと思います。資金的に大変なことは事実ですが、早稲田大学では奨学金も充実してますので、諦めず、チャレンジしてみてください。
目指す教育
学生像は一つである必要はないと思います。10人いれば、10通りのあり方があって当然だと思います。ただし、その際、ツールとして是非身につけてもらいたいことは何点かあります。一点目は、批判精神を持つということです。これは、やたらに批判するという意味ではなく、本当にそうか自分自身でしっかり吟味してもらいたいということです。二点目は、想像力をたくましくしてほしいということです。これは、他人を理解する上で不可欠です。特に境遇が異なる人々に関しては、なおさら言えることでしょう。最後は粘り強さということです。簡単に諦めず、何事も最後までやり遂げてほしいです。以上の要件を身につければ、間違いはないでしょう。
現在担当している科目一覧