学歴・学位
- 東京大学 法学部 卒業 学士(法学)
- 東京大学大学院 法学政治学研究科 総合法政専攻 修了 修士(法学)
- 東京大学大学院 法学政治学研究科 総合法政専攻 修了 博士(法学)
研究テーマ
法哲学、法概念論、メタ法概念論、法の支配論、生命倫理、AI倫理、統治の倫理など。
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
私が現在の専攻分野である法哲学に関心を持つきっかけとなったのは、法学部に入った当初今一つ実定法学的議論になじむことができず(これは法学特有の議論のスタイルにそれまで全く触れたことがなく、かつ触れたことのないものを簡単に飲み込むことができない私自身の事情や性格によります)、より基底的な理論的基礎付けはないのかを探したことでした。そして、(これは今振り返ると色々な偶然が重なった結果だと思いますが、)大学4年生の時、法哲学の講義とゼミを受講することで大いに影響を受け、法哲学専攻で大学院に進むことを決めました。
目指す教育
講義・ゼミとも、なるべく一方向ではなく、学生の皆さんと質疑応答などの双方向のやり取りを通じて、楽しんで学習ができる環境づくりを心がけています。とはいえ、授業で衆人環視のなか自分の意見を表明することは必ずしも簡単なことではなく、何か言いたいことがあってもつい遠慮がちになってしまいます(少なくとも私自身が学生のときはそうでした)。そのため、双方向のやり取りと言っても、なるべくハードルを下げるよう工夫をしています。何かを理解すること、知識を獲得すること、それを実践的な思考の場で応用することなどの営みの楽しさを、授業を通じて少しでもお伝えできればと思います。
現在担当している科目一覧