学歴・学位
- 早稲田大学法学部卒業 学士(法学)
- 早稲田大学大学院法学研究科博士前期課程公法学専攻修了 修士(法学)
- 早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程公法学専攻修了 博士(法学)
経歴・資格
- 早稲田大学法学学術院 助手
- 下関市立大学経済学部 専任講師・准教授
- 新潟大学法学部 准教授
研究テーマ
研究テーマは、立法裁量とその統制手法です。一方で民主的正統性を有する国会の裁量を尊重しつつ、他方で様々な憲法上の権利を最大限保障するために、違憲審査で裁判所はいかなる統制を行うべきかを考えています。
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
学部生の頃に、とくに憲法の勉強が面白いと感じ、ゼミ活動などでは現在まだ解決されていない問題に取り組むことに興味を抱きました。大学院に進む際には具体的な修士論文のテーマは持っていませんでしたが、その後、修士課程のときに授業で当時話題となっていた判例を報告するために検討をしていたところ、どのような手法で立法裁量を統制すべきかという論点について、充分には検討がなされていないのではないかと感じました。そこで、立法裁量の統制手法について、行政法学やドイツの議論とも比較したうえで検討する必要があるのではないかと考え、それ以来現在のテーマに取り組んでいます。
目指す教育
法学、とくに憲法学の議論は「分かりにくい」と思われる部分もあると思いますので、なるべく具体例を挙げたり噛み砕いて説明することを試みたりすることで、学生の皆さんが授業などの内容を充分に理解することができるような手助けができればと思います。その一方で、そのようにしても残るはずの「分からない」ことについて(これは、卒業後に皆さんがそれぞれの場所で日々生じることでもあるでしょう)、皆さんが自分で進んで学び、調べ、考え、自分なりの「答え」を見出すことができるように、お手伝いをできればとも考えています。
現在担当している科目一覧