学歴・学位
- 早稲田大学高等学院・卒業
- 早稲田大学法学部・卒業・学士(法学)
- 早稲田大学大学院法学研究科修士課程民事法学専攻・修了・修士(法学)
- Studium an der Universität Freiburg in Deutschland
- 早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程民事法学専攻・研究指導終了・博士(法学)
経歴・資格
- 早稲田大学法学学術院・助手
- 早稲田大学法学学術院・専任講師
- 早稲田大学法学学術院・准教授
- Gastwissenschaftler am Max-Planck-Institut für ausländisches und internationales Privatrecht in Hamburg in Deutschland
- 早稲田大学法学学術院・教授
研究テーマ
不動産公示制度論:物権の変動に関する研究
物権変動の法的構造:物権の効力に関する研究
物権債権峻別論批判:物権の種類に関する研究
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
上述したテーマについて、日本法とドイツ法を比較しながら研究を進めています。子供の頃からポルシェ911というドイツ車が大好きだったので、高校時代の第二外国語でドイツ語を選択しました。その後、法学部に入り、さまざまな人々のそれぞれの価値観・正義感・利害関係などをバランスよく考慮しながら法的判断を下すことがとりわけ求められる、民法学に関心をもちました。また、大学という場がとても好きだったので、このまま本を読みながらドイツ語も無駄にならないような生活を送れる仕事はないかと考えたところ、民法の研究者(大学教員)という職に辿りつきました。なかでも、民法の体系や基礎理論に強い関心をもっています。
目指す教育
私のゼミに参加してくれている学生の進路希望は、法曹・公務員・民間企業への就職など多岐にわたっています。また、民法学の研究者となり、大学教員として就職した方々もいます。法律討論会・合宿・懇親会などにも積極的に参加してくれて、ふだんの授業のみならずそれ以外の場でもよく勉強しながらよく遊ぶ、という学生が集まっています。まさに、大学生という貴重な時期を謳歌しています。私も、学生とのこのようなゼミ活動を大切に感じており、このまま継続していきたいと思っています。他者と真摯に対話をし、自身を相対的に見つめることは、学生の卒業後の人生にとってとても重要です。法学を学ぶことにより、他者への思いやりをともなった論理的思考を通じて人生を切り開いていく力を培うことができます。
現在担当している科目一覧