School of Law早稲田大学 法学部

教員

Faculty

酒井 啓亘教授

SAKAI, HironobuProfessor

酒井 啓亘

学歴・学位

  • 京都大学 法学部卒業 大学院法学研究科修士課程修了(法学修士) 博士後期課程研究指導認定退学

経歴・資格

  • 京都大学助手、神戸大学助教授・教授、京都大学教授を経て現在に至る。司法試験考査委員などを務めたほか、現在では投資紛争解決センター(ICSID)仲裁人候補者などを勤める。

研究テーマ

学部から大学院に進学した頃は、国際法や国際機構法の基礎理論を研究の出発点として、その実践的な活動となる国連の平和維持活動を取り上げて法的な検討を行いました。その後、テーマや人との偶然の出会いを活かして研究領域を広げ、現在では、経済安全保障やサイバー活動の国際法上の問題のほか、領域・海洋法の問題、紛争解決手続などを研究テーマとしています。

研究内容・現在の専攻分野を目指した理由やきっかけ

国際法を専攻したきっかけについては、特にドラマティックな出来事やほかの人に誇れるような理由はありません。2回生(関西では2年次生を「2回生」と呼びます)のときに教養課程の演習を選択することになったのですが、クラスで仲のいい友人たちが国際法の演習を選択したので、主体性もなく、ついつい私もその演習に参加してしまいました。好きな女の子もその中にいたのですが、その後フラれてしまい、国際法だけが残ったというわけです(笑)。
ただ、研究生活の節目節目で重要な出会いはあり、そのうちの一つが在オランダ日本国大使館において専門調査員として勤務したことでした。仕事のためオランダ・ハーグにある国際司法裁判所(ICJ)に通うようになり、小田滋判事らと交流を重ねてICJの判例研究を本格的に取り組むことになったのは私にとって僥倖でした。現在の研究テーマも、関係する研究会などへの参加などを通じて取り組むようになったものです。

目指す教育

国際法・国際経済法も法律学の一種なので、まずは法律学の基礎知識を学んでいただきたいと考えており、そのための手助けを講義やゼミを通じて行うよう努力するつもりです。それとともに、学生の皆さんには先生や先輩、友人との出会いを大切にしてほしいですね。皆さんの大学生活が有意義となるようなサポートができればというのが私の願いです。

現在担当している科目一覧
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