学歴・学位
- 東京大学 法学部 第二類 卒業 学士(法学)
経歴・資格
- 金融法学会理事、信託法学会監事、日本登記法学会理事 法制審議会部会幹事、企業会計基準委員会委員、国連国際商取引法委員会第四(電子商取引)部会日本国代表、金融審議会部会委員、司法試験考査委員などを歴任。
研究テーマ
会社法、金融法(銀行規制法・資本市場法など)、信託法、電子商取引法
目指す教育
法学は、さまざまな利害や考え方を持った人々によって社会が構成されていることを認めた上で、そうした人々の間の利害調整を図るために、そこで起きている問題を分析し、必要な情報を収集し、論理的に解決を導き、それを他者に伝わる言葉で表現するという営みです。このようなスキルは、法曹などの法律専門家の世界だけではなく、社会のあらゆる場所において求められています。法学部での学習でしっかりとこのような真の意味で「役に立つ」能力を身につけ、社会で活躍していただきたいと思います。
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
もともとビジネスの世界に興味があり、大学も経済学部に行こうと思っていたのですが、父から「ビジネスでは実は法律の考え方が必要となる場面が多いが、社会に出てから法律を独学で勉強するのは難しい」と聞いて、法学部に入りました。卒業後は興味のあった金融ビジネスの世界(銀行)に就職したのですが、社会に出てみると、確かに法のルールはビジネスの現実に照らして「よくできている」と感じた一方で、なぜそのようなルールができたのかもう少し勉強してみたいとも思うようになり、大学に戻って商法の研究を始めました。
現在担当している科目一覧