学歴・学位
- 早稲田大学 法学部 卒業 学士(法学)
- 早稲田大学 大学院法学研究科 民事法学専攻 修了 修士(法学)
- 早稲田大学 大学院法学研究科 民事法学専攻 博士後期課程単位取得満期退学、博士(法学)
経歴・資格
- 東京大学医科学研究所 客員研究員
研究テーマ
生殖補助医療およびヒト胚の取扱いと出生した子の福祉に関する課題
ヒト由来組織・細胞等試料の取扱いをめぐる法的課題
幹細胞研究、再生医療(細胞治療)に関するELSI
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
学部生の頃に主専攻ゼミで、生殖補助医療によって出生した子の法的親子関係をめぐる最高裁判例について調べました。このことをきっかけに、当時の日本の親子法制、医療技術をめぐる状況、当事者の事情などの背景についてもっと詳しく知りたくなり、家族法の先生に質問に行きました。そこで大学院生のゼミにオブザーバー参加する機会をいただき、医事法などの関連授業にも出させていただくようになり、法学研究科への進学を決めました。同時期に理工学部の授業を聴講し、医療現場の方から直接話を聞いたり、細胞生物学の文献講読に飛び入り参加させてもらったりした経験も、今の研究の方向性を決める重要な動機になっています。
目指す教育
学生の間は自由に、幅広い活動や学問分野に挑戦し、行きたい場所・話を聴きたい相手をぜひ訪ねてください。広範な視野を持ち、実社会との繋がりを知ることは、法を学ぶため大切な土台であり、学部時代はそれを培うことができる時期だと考えています。 すでに夢の実現に向かい歩き出している方も、これから探してゆく方もいらっしゃることでしょう。今、懸命に取り組み、仲間と共に語ったことは、どのような進路に進む場合も、将来の様々な”実務”に何らかの形で繋がってくるように思います。 授業を通じて、新たな技術に関する理解、多分野間の対話で要となる法的考え方の獲得や、皆さんの興味関心を探求する活動の一助となれたら嬉しいです。
現在担当している科目一覧