学歴・学位
- 東京大学 法学部(私法コース) 卒業 学士(法学)
経歴・資格
- 東京大学助手、神戸大学助教授・教授、上智大学教授、京都大学教授を経て現在に至る。司法試験考査委員、最高裁判所司法修習委員会委員長、法制審議会刑事法(逃亡防止関係、IT化関係)部会長等を務める。
研究テーマ
「刑事訴訟法」の解釈・適用、犯罪捜査と刑事裁判、設計に直接関与した裁判員制度の運用に関する諸問題について研究しています。これまでの研究・教育の産物として『刑事訴訟法』という書物を刊行しました。
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
学部学生時代に、その後助手となり学問の手ほどきをして頂いたお師匠様の「刑事訴訟法」の講義を聴き、その内容に魅了されたことがきっかけです。学生時代は大学オーケストラで楽器の練習と音楽理論の研究に没頭していたため予習復習はする暇がなかったが、法学部専門科目の講義だけは真面目に出席していたのが幸いしました。
目指す教育
高校までの学科目とは異なった特徴をもつ「法律学」について、それが現実に働いている裁判・司法制度の姿やこれを使い動かしている法律専門家の仕事の内容を説明し、これを通じて法律学の面白さが理解できるような教育をしたいと思っています。法律学に興味を持ち、将来法律家を目指したいと希望する学生には、これまで法律家の養成や司法制度の設計に直接関与してきた経験を踏まえ将来の司法を担える良い法律家を育てたいと念願しています。
現在担当している科目一覧