学歴・学位
- 早稲田大学法学部 卒業
- 早稲田大学大学院法学研究科修士課程 修了 修士(法学)
- 早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程 単位取得退学
経歴・資格
- 日本土地法学会 理事
- 公益財団法人マンション管理センター 理事
研究テーマ
土地や建物の所有・利用をめぐる民法上の諸問題
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
1つは、学生の頃から、本を読んだり実地調査をしてレポートを書くのが好きだったこと。就職よりも研究のほうが自分には向いているかも、と思いました。もう1つは、学生の頃、バブル経済とその崩壊を目にして、土地や建物と法律の関係に関心を持ったこと。土地や建物は人々が生活していく上で必須のものであるにもかかわらず、値上がりする商品として投資や取引の対象になり、その結果、人々が土地や建物を追い出されたり、無秩序に土地が開発されるなどの事態が生じていました。法律の力で何とかできないのか、という疑問を抱き、この分野の法律を研究しようと考えました。
目指す教育
講義科目では、法曹を目指す人も目指さない人も、民法の基本的な知識と考え方を理解し、具体的な事案でそれを運用できる能力を身につけることを目標にしています。そのためには、教員自身が民法を楽しく教えて、それが学生にも伝わり、民法を楽しく勉強してもらうことが重要だと思っています。また、ゼミでは、具体的な事案から問題点を発見して調査・報告すること、積極的に質問をして意見を述べ、活発に議論することも重視しています。こういった能力を備えていれば、ゼミ生が将来どのような進路を選んだとしても、きっと役に立つだろうと考えているからです。
現在担当している科目一覧