学歴・学位
- 立命館大学 文学部 卒業
- 立命館大学大学院 先端総合学術研究科 一貫制博士課程 修了 博士(学術)
研究テーマ
現代アルゼンチン社会を対象とした文化人類学。特に、人種主義や国家暴力といった「排除」と「抑圧」の歴史が現在の国家・社会にどう受け継がれているか、市民運動に注目しながら考えています。
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
大学生の頃「移民」に関心を持ちました。「自分の国」「所属」があいまいになってしまった人々がどんな生活を送るのか、そこにはどんな問題があるのか、全く知らずにいたということを知って、もっと知らないといけないと漠然と思った記憶があります。日本人移民のことを調べに「移民の国」と言われるアルゼンチンに行ったら、そこでは国の成り立ちや社会のあり方、人々の「国」に対する考え方やがとても独特で、その違いがとても面白く感じました。それ以来何度もアルゼンチンには驚かされています。
目指す教育
問いをつないでいくことが大事だと思います。疑問を持って、調べて知って考えてわかったことが、別の疑問につながり、それについて考えるうちにいろんなものごとや自分自身が違って見える。そのおもしろさを実感してほしいと思っています。
現在担当している科目一覧