学歴・学位
- 東京大学 文学部 卒業 学士(文学)
- 東京大学大学院 人文社会系研究科 ドイツ語ドイツ文学専攻 修了 修士(文学)
- 東京大学大学院 人文社会系研究科 ドイツ語ドイツ文学専攻 単位取得退学 博士(文学)
研究テーマ
18世紀から19世紀初頭のドイツ語圏文学を研究しています。とくにジャン・パウル(1763-1825)という作家についておもに論文を発表してきました。
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
学部生のころは自分が研究者になれると思っていませんでしたが、ドイツ文学の世界をもう少し知りたいという気持ちから修士課程に進み、研究対象に対する興味が途切れなかったのでここまで来ました。大学入学時は英・仏・独・日のどの文学の専修に進むか決めていませんでしたが、哲学の授業でカント哲学に感銘を受けたことをきっかけに、カントの生きた時代の文学を勉強しようと思ったのを覚えています。ジャン・パウルを選んだのは、文学史で大きく扱われているのにそれまで名前を知らず、慌てて手に取ったのがきっかけでした。
目指す教育
私自身が、「謙虚で前向き」という姿勢を身につけたいと思いつつなかなかできないのですが、学生にはぜひそのような人物になってほしいと思います。そのためには、興味と関心を持てる分野を増やす、というのが第一歩である気がしています。授業を通して私ができることを考えてみると、ドイツ語やドイツ文学を楽しんでもらうことくらいでしょうか。それだけでもなかなか難しいことだと感じながら日々の授業に取り組んでいます。
現在担当している科目一覧