学歴・学位
- 大阪大学 文学部 卒業 学士(文学)
- Department of Language and Linguistics, University of Essex, MA (Syntax)
- Department of Language and Linguistics, University of Essex, PhD (Linguistics)
研究テーマ
言語の認知科学,言語の数理,言語と情報,形態論,統語論,言語類型論,言語進化論
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
ヒトが言語を使うことができるのは,脳内に言語に特化された能力が内在されているからであるという仮定の下,その能力の数理的モデルを構築する研究をしています。中でも形態論という語がどのようにして形成され,どのような構造を有しているかをモデル化する研究と統語論という句や文の構造とそこに表される文法情報をモデル化する研究を専門としています。大学に入る前から理工系の分野への関心が高かったのですが,同時に言語の形式面(文法)にも興味があったので,その両者が交錯する分野として数理的な言語学を本格的に研究するようになりました。
目指す教育
法学部では語学としての英語と副専攻として言語情報のゼミを担当しています。英語に関しては,これまで海外へ留学を希望する学生のサポートに力を入れてきて,多くの方がその経験を生かして国際的な場で活躍しています。言語情報のゼミでは,言語学,情報科学の研究経験を元にベンチャー企業などでシステム開発に関わっている卒業生も多くいますし,言語学,認知科学の分野で大学院に進学し,研究者になった卒業生もいます。どのようなキャリアを目指すにしても,自分の関心のある事柄に主体的に目標を定め取り組んでいく学生をサポートするのが私の役目だと考えています。
現在担当している科目一覧