学歴・学位
- 上智大学文学部社会学科卒業
- 米国デラウエア大学英語学科卒業 BA(学士号)取得
- 米国デラウエア大学英語学科修了 MA(修士号)取得 (English Language Studies 専攻)
- 米国ジョージタウン大学大学院言語学科修了 PhD(博士号)取得
経歴・資格
- 法と言語学会常任理事
- 学会誌『法と言語』編集長
- 語用論学会評議員
- 語用論研究編集委員
研究テーマ
専門は言語学で、主に語用論的論点に関わる研究をしています。法と言語に関する研究も行なっています。
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
大学で専攻したのは社会学でしたが、アメリカに留学して英文学を専攻しているうちに言語そのものに興味をもつようになり、最終的に言語学で博士号をとりました。研究内容は、語用論という分野で、日常における言語使用で「意味」が伝達されるプロセスに興味をもっています。「前提」「推意」「発話行為」と呼ばれる現象を専門としていますが、この研究は重箱の隅をつつくようなところがあり、机上の空論に終始するのがもどかしく、司法的な論点を含む状況における言語使用を考察するという応用的な研究をすることでバランスをとっています。しかしながら、二兎を追う者は一兎も得ずという言葉が耳に痛いことしきりです。
目指す教育
早稲田法学部には、私たち教員がが「育てる」というタイプの学生さんはあまりいない気がします。授業で考察したことが何かを考えるきっかけになってくれたらいいと思っています。教養演習というゼミ形式の授業では、受講生が自分で好きなテーマを設定するのですが、このプロセスで悩む受講生を横目で見て、私自身が学ぶものが多いです。
現在担当している科目一覧