学歴・学位
- 早稲田大学 法学部 卒業 学士(法学)
- 早稲田大学大学院 法学研究科 公法学専攻 修了 修士(法学)
- 早稲田大学大学院 法学研究科 公法学専攻 博士後期課程単位取得退学
研究テーマ
人権保障と制度保障の関係、信教の自由と政教分離原則、ヨーロッパにおける地域統合と各国憲法における人権保障との関係
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
私が大学の法学部に入学したことには、さしたる積極的な理由はありませんでした。大学入学後、憲法の講義の中で、ある中学校の男子生徒とその両親が、丸刈りを強制する校則が基本的人権を侵害するとして起こした裁判(いわゆる熊本丸刈り訴訟)を知り、ある種の衝撃を受けました。私も中学生の頃、校則により丸刈りを強制され、その他の個人的には不必要としか思えない様々な校則について疑問を抱いていたからです。その裁判に触れたことにより、日本国憲法で保障される基本的人権を武器に、教育現場の校則に対して異議申立てを行ってもよいのだということを知り、憲法問題、特に人権保障について深く学びたいと考えるようになりました。
目指す教育
最近の若い人は、自分のやるべき課題や将来の展望についてきちんと考えている人が多いように見受けられますので、少なくとも私が若い頃よりもしっかりしているという印象を受けます。したがって、積極的な意味で学生のみなさんに望むことはありません。みなさんが自分の興味関心を大事にして、自分の思うようにのびのびと勉学や課外活動などに励んでいってもらえればよいと思っています。
現在担当している科目一覧