Graduate School of Letters, Arts and Sciences早稲田大学 文学研究科

その他

多文化社会コーディネーターになるための学び(教育学コース:新居みどりさん)

私が教育学コースを志望した理由

社会人を経験し、2年間のJICAボランティアを終えてルーマニアから帰国し自分の人生を考えたとき、今後は在日外国人支援・多文化共生社会の実現に寄与する仕事がしたいと強く思うようになっていた。この領域で働くためには、基盤となる学びと修士号が必要と考えて大学院へ入学した。

教育学コースの雰囲気、教員・学生などとの交流

多様な院生が在籍し、「文化とは、多文化とは、多文化共生とは、文化理解とは」と多層的に議論が展開され刺激的であった。また、教わるのではなく、対話を通して、自ら考え創造するダイナミックな学びがあり、学び研究することが楽しいと実感する日々であった。また、専門職を育成するため、省察を基軸とし、職場であった国際交流協会と大学を往還する学びが展開されていたことも社会人学生としてはありがたかった。

研究にかけた思い

批判的に「多文化共生」を問い続けた。公共性のある「国際交流協会」の職員の専門性、多文化社会に求められるコーディネーター育成の方途について研究を行った。モデルとなる協会職員のインタビューや実践報告を分析し修士論文としてまとめつつ、この領域で仕事をするための人的ネットワーク形成にも早稲田大学での学びが役立った。

修了後の状況

大学院での学びを基盤に、大学の多言語多文化教育研究センターでのコーディネーターや国際機関でのコンサルタントなどを仕事としていくつか掛け持ちしつつ、念願叶い、現職のNPO法人の正職員になることができた。

プロフィール

京都府出身。3年次編入で早稲田大学第二文学部に社会人入学し、卒業後、早稲田大学大学院文学研究科教育学コースに進学。在学中は多文化共生、国際交流協会職員の専門性をテーマに研究。修士論文の題目は「国際交流協会職員の専門性と育成の方途」。修了後は東京外国語大学多言語多文化教育研究センター、国際移住機関(IOM)コンサルタントを経て、現在はNPO法人国際活動市民市民(CINGA)にて事業コーディネーターとして勤務。東京都外国人新型コロナ生活相談センター及び外国人技能実習機構母国語相談センター統括コーディネーター兼務。法務省「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」に関する有識者会議委員、文化庁「日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議」委員

(2021年2月作成)

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