Graduate School of Letters, Arts and Sciences早稲田大学 文学研究科

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研究科長挨拶

上野和昭

文学研究科長  上野 和昭

いま人文学、とくに日本を研究対象とする学問には「国際化」が求められています。「国際化」とは世界の研究者と手をたずさえて教育研究をすすめようという機運で、もはやこれを無視してはいられないほどに学問のあり方は変わってきました。早稲田大学もVision150にこのことを謳(うた)い、「Waseda Ocean構想~開放性、多様性、流動性を持つ教育研究ネットワークの構築~」によって2014年度に文部科学省の「スーパーグローバル大学(SGU)創成支援」に採択されました。そのうちの一つ「国際日本学」部門の活動は、ここ文学学術院を拠点として展開されています。このようななか、早稲田大学は以前から留学プログラムなどを充実させて学生の国際的な活動を応援してきました。いずれそのような学生が世界に貢献する人材として育ってくれることに期待が集まっています。

一方で、学問がいかに「国際化」しようとも、われわれがこれまで培ってきたことの根幹まで変える必要があるとは思えません。とくに文学研究科の多くの学問分野においては、これまでと同じく基礎的な教育研究をつづけていくことも必要です。文献研究であれ実践研究であれ、原資料を直接あつかえる力なくしては、学問に対する信頼そのものがそこなわれるからです。早稲田の学問、とくに文学研究科の学問が、「国際化」のなかで信頼されるものでありつづけるためには、このような「足腰の鍛錬」こそ大切であり、それを行なうだけのものは文学研究科の教育体制のなかに保証されています。

ところで、文学研究科は修士課程に21コース、博士後期課程に19コースを擁し、130年におよぶ伝統を維持しつつ、あらたな研究領域を教育体制のなかに加えてきました。2010年度から「表象・メディア論コース」を、翌2011年度からは「現代文芸コース」(修士課程)を設置したのもそのあらわれです。そして来たる2017年度には博士後期課程・修士課程に「中東・イスラム研究コース」が開設されるはこびとなりました。長い歴史と伝統を継承しながら、学際的領域へも挑戦していくところに、文学研究科の特徴がよくあらわれています。

もちろん、文学研究科の教育体制が、研究指導をとおして修士学位・博士学位の取得を推進するものであることは言うまでもありません。現在、文学研究科では毎年100名以上の学生が修士学位を取得します。修士課程修了者は、教員や公務員のほか、出版、マスコミなどで活躍する人もいますが、三人に一人は博士後期課程に進学して研究をつづけています。その背景には、早稲田大学の充実した奨学金制度(給付・貸与)があずかって大きな力を発揮していることも忘れてはならないでしょう。

われわれは、このような早稲田大学で、ともに学ぼうとする人たちを歓迎します。そして、この文学研究科において「早稲田の人文学」に親しんでほしいと心から願っています。

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