文化構想学部と文学部の学生が学ぶ戸山キャンパス、通称“文キャン”。文キャンでは今、新たな学習環境の整備に向けた建て替え工事が進んでいます。新たな早稲田のシンボルとして新設されるのは、スポーツミュージアムや学習スペースなども併設した多機能型スポーツアリーナ(新37号館)。2019年3月の完成を予定しています。
戸山キャンパスマップ
都心にありながら、緑あふれる落ち着いた環境が魅力の戸山キャンパス。常に伝統と新しい文化が交錯するキャンパスは“文キャン”として親しまれています。
33号館高層棟
2013年春に完成した16階建ての新しい建物です。教室や研究室のほか、地下には保健センターがあります。1階ロビーには旧33号館の床モザイクがそのまま移設されています。
戸山図書館
地下1階、地上4階建ての明るく現代的な戸山図書館は約38万冊の蔵書を有しています。夜は10時まで開館していて、戸山キャンパスの「知」が集う場所となっています。
カフェテリア
学生たちの憩いの場である戸山カフェテリアは、キャンパス随一のにぎわいを誇る場所。サンルームの奥には安くておいしいフードショップがあり、学生たちが思い思いの時間を過ごしています。
60年の歴史に幕を閉じた記念会堂 大規模リニューアル工事がスタート
旧記念会堂は1957年に建てられ、スポーツ施設としてだけでなく、入学式や卒業式、早稲田祭など、大学の式典の会場としても親しまれてきました。老朽化に伴う建て替え工事を経て、2019年3月に多機能型スポーツアリーナとして生まれ変わる予定です。
旧記念会堂
在りし日の記念会堂。60年にわたり大隈記念講堂と並ぶ“大学の顔”として親しまれ、1964年の東京オリンピックではフェンシングの会場にもなりました。2015年8月、早稲田の学生や校友の方々が集い、記念会堂の最終日を飾る「さよなら記念会堂」イベントが行われました。
現在の工事状況
2015年8月に始まった解体工事はすでに完了。2016年1月現在、旧記念会堂が建っていた場所は更地の状態です。インフラ部分の整備工事を経て、2016年4月からいよいよ多機能型スポーツアリーナの新築工事が始まります。
多機能型スポーツアリーナ完成予想図
2019年3月に完成予定の多機能型スポーツアリーナ(新37号館)は地下2階、地上4階建てで、地下部分にアリーナを配置。屋上にあたる地上部には、学生たちの憩いの場となる緑豊かな丘状の広場「早稲田の杜」を新たに設置します。戸山キャンパスの景観を変える、大学の新たな顔として生まれ変わります。