教育、サービス、地域等の課題を日本語教育の観点から考える、実践的で課題解決型のオンラインワークショップです。1回2時間、4回のオンラインセッションを実施します。
自身の現場(教育、サービス、地域等)の課題を日本語教育の観点から考えたい方、日本語教育に関する実践的なスキルを学びたい方を対象とします。ワークショップの具体的な対象者はそれぞれの案内をご確認ください。
No. | テーマ | 日程 | 申込期日 |
時間 (日本時間) |
講師 | 受講料 | 定員 |
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① | 「日本語教師」の実践の省察―他者との対話を通して自身の課題を見直す― | 9/27(土)、 10/4(土)、 10/11(土)、 10/18(土) |
9/10(水) | 10:00 ~12:00 |
舘岡洋子 竹内雪乃 櫛田ひかる 野宮公美 |
24,000円 (全4回) |
20名 |
② | 「状況」のなかで言語とコミュニケーションを考える授業実践 | 11/29(土)、 12/6(土)、 12/13(土)、 1/10(土) |
11/12(水) | 10:00 ~12:00 |
小林ミナ | 24,000円 (全4回) |
20名 |
※最少開講人数(5名)に達しない場合は、開講しません。その場合は、申込期日後にメールでご連絡のうえお支払いいただいた受講料を返金いたします。
第1回: 9月27日(土)10:00~12:00
第2回:10月 4日(土)10:00~12:00
第3回:10月11日(土)10:00~12:00
第4回:10月18日(土)10:00~12:00
早稲田大学大学院日本語教育研究科 教授 舘岡 洋子
至誠館大学 非常勤講師 竹内 雪乃
早稲田大日本語教育研究センター インストラクター(非常勤) 櫛田 ひかる
早稲田大学日本語教育研究科修了生 野宮 公美
「日本語教師/日本語教育専門家」として成長するためには、実践への省察が欠かせないといわれています。しかし、ひとりで省察をすることは、たやすいことではありません。そこで、参加者各自が自身の実践上の課題をもちより、その改善に向けて「協働省察」を行う場をつくりたいと考えています。それぞれの課題は、教室等の実践現場だけで完結するものではなく、より大きな文脈から影響を受けています。その前提に自身では気が付かないこともあります。自身の実践の課題や実践が置かれている文脈を俯瞰して見るには、他者だからこその視点が重要になってくるでしょう。
本ワークシップでは、自身の実践現場での経験をもとに、参加者同士が意見交換をしながら、自身の実践が置かれている文脈や自身の実践を創る軸となる「日本語教育観」を見つめ直します。
・日本語教育実践の現場を持ち、日々学習者と向き合っている教師・ボランティア・コーディネーター・行政担当者などの方々を対象とします。
・ワークショップでの活動に積極的に参加し、課題や振り返りに意欲的に取り組める方を歓迎します(※)。
※ワークショップでは、日本語教育の現場でのご自身の実践を言語化する活動が多く含まれています。また、毎回ワークショップ後は、課題や振り返りに取り組んでいただく予定です。
同期型講義のツールとしてZoomを使用します。課題の共有などのためにW-MoREを利用します。
毎回、講義の前に「事前課題」、講義の後に「振り返り課題」があります。これらは、講義内で提示します。
事前課題(例):今までのご自身の授業の中で、「印象に残っているエピソード」は何ですか。 そのエピソードが「印象に残っている」のはなぜですか。
舘岡洋子編 『日本語教師の専門性を考える』(ココ出版)
第1回:11月29日(土) 10:00〜12:00
第2回:12月 6日(土) 10:00〜12:00
第3回:12月13日(土) 10:00〜12:00
第4回: 1月10日(土) 10:00〜12:00
早稲田大学大学院日本語教育研究科 教授 小林 ミナ
ことばは、常に個別具体の状況のなかで使われます。語や表現や文型は、固有の意味を内在しつつも、その状況におけるさまざまな意図や解釈を生み出します。日本語学習のゴールを、「言語知識の獲得、集積」ではなく「日本語で何かができること(Can do)」とするなら、状況からことばを切り離すのではなく、ことばと状況を不可分なものとしてセットで見ていく姿勢が必要です。このワークショップでは、「「状況」のなかで言語とコミュニケーションを考える」というアプローチ(以下、「状況アプローチ」)について理解を深めるとともに、それを具体的な授業実践に落とし込むことを目指します。 各回の内容は次の通りです。
次のいずれにもあてはまる方
1.「状況」のなかで言語とコミュニケーションを考える」というアプローチに興味・関心がある
2.「日本語で何かができること(Can do)」を目指す日本語授業のデザインや運営について考えたい
※日本語教育の経験は問いません。
※意見交換などに積極的に取り組むことを求めます。
同期型講義のツールとしてZoomを使用します。課題の共有などのためにW-MoREを利用します。
毎回の講義の前に「事前課題」、講義の後に「振り返り課題」があります。それに取り組んでください。課題は第1回講義の中で提示します。(第1回に事前課題はありません。)
小林ミナ(2017).「状況から出発する」アプローチ『早稲田日本語教育学』22,101-113.http://hdl.handle.net/2065/00054105。(開けない方はこちらから)
1. 参加条件の確認 |
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指定されている参加条件が整っているか、あらかじめご確認ください。 |
2. ご登録 |
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3. 受講料のお支払い |
ご案内した支払期日までに、受講料を所定の払込用紙にて、お近くのコンビニエンスストアまたはスマートフォンアプリよりお支払いください。
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4. 申込手続完了 |
入金確認のメールを順次差し上げます。また、講座開始前にアクセス情報(W-MoRE・Zoom等)や事前課題(ある場合)を電子メールにてお送りします。
メールが届いていない場合は、事務所([email protected])までご連絡ください。 |
講座終了後、所定の要件(講座の2/3以上の出席)を満たした方に、受講証明書を発行します(発行手数料無料・再発行不可)。