全国各地には、教育界で活躍する本学卒業生が集う「地区稲門教育会」があります。各地の地区稲門教育会の連携を図る「稲門教育会」が大学内に設置されており、毎年5月に稲門教育会の総会を開催し全国各地の教育界で活躍する教職関係者が交流を深めています。また、2023年度には地区や肩書を限定しない全国的な組織として、若手の現役教員を中心に活動する「若手教員の会」を発足し、2024年8月24日(土)「第2回 稲門教育会主催 若手教員の懇親会~教員就職指導室同窓会~」を早稲田キャンパスにて開催しました。教員就職指導室のアドバイザーによる指導した卒業生への声掛けや、地区稲門教育会から現役教員への周知により、昨年の参加者に加え新たな若手教員の参加もあり、当日は延べ38名公立私立の若手教員が集まりました。
第1部 実践報告会
第1部の実践報告会では、若手教員が司会を務め、教育・総合科学学術院長・教職支援センター所長 箸本 健二先生の
ご挨拶で始まりました。箸本先生からは、こうした集いにより、つながりを持ちながら各々が成長していくことの大切さ、これからの教育界を担う若手教員に対して期待と励ましの言葉をいただきました。
続いて、現役の若手教員2名による教育現場での実践報告が行われました。
前半の教員生活の工夫をテーマにした報告では、若手教員ならではの視点で校務分掌における業務の効率化の方法や課題解決のアプローチが紹介されました。後半の授業実践報告では、実際の授業風景を撮影した動画の紹介や学習目標の達成度合いを判断するための自己評価シートの共有がされました。どちらの実践報告についても質疑応答や隣席同士での意見が交わされ、活気に満ちたセッションとなりました。
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第2部 グループ別交流会
続いて第二部では、校種別に10名前後のグループに分かれ、交流会を行いました。若手教員の方々が進行役を務め、グループごとにさまざまなテーマに基づいて活発な議論が交わされました。参加者は自分の校種に特有の課題や経験などの共有を行い、教員同士の情報共有やネットワーク作りの場となりました。
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第3部 懇親会(大隈ガーデンハウス)
懇親会は、大隈ガーデンハウスに場所を移し、和やかな雰囲気で行われました。冒頭では、入試、高大接続、広報部門総括担当常任理事 松本 直樹先生と、教育学部教務主任(教職支援担当)・教職支援センター副所長 三尾 忠男先生からそれぞれ挨拶いただきました。
両先生からは、第2回若手教員の懇親会の盛会についてのお祝いと、皆さんに憧れて教員を志す教え子たちが早稲田大学で教員を目指すという流れができるとありがたい、との言葉をいただきました。
その後、教員就職指導室の海藤美鈴アドバイザーより乾杯のご発声をいただき、大学関係者や若手教員同士の懇談の時間を楽しみました。
会の途中には教員就職指導室の海藤美鈴アドバイザー、永野朋毅アドバイザー、桝田和明アドバイザーや、アドバイザーOBの里見正憲様、小宮山英明様、今井信一様よりご挨拶をいただき、指導当時の思い出話に花を咲かせ、若手教員との久しぶりの再会を楽しみました。さらに、余興として応援部リーダーとチアのパフォーマンスに、チアOGの若手教員が共演するというステージで大いに盛り上がりました。
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会の途中には教員就職指導室の海藤美鈴アドバイザー、永野朋毅アドバイザー、桝田和明アドバイザーや、アドバイザーOBの今井信一様、遠藤文雄様、小宮山英明様、里見正憲様、本間信治様よりご挨拶をいただき、指導当時の思い出話に花を咲かせ、若手教員との久しぶりの再会を楽しみました。さらに、余興として昨年に続き、リーダーとチアのパフォーマンスにチアOGの若手教員が共演するというステージで大いに盛り上がりました。
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最後に、教育学部教職支援副担当、キャリア支援部門委員長 幸田 国広先生から、今回のイベントに協力した関係者への感謝とともに、若手教員のさらなる活躍と会のひろがりを願うお言葉をいただきました。その後、集合写真が撮影され、参加者をWASEDA BEARと大学関係者に見送られながら、イベントを締めくくりました。
この若手教員の会には、全国各地で活躍する若手教員同士の交流の活発化と、全国各地で展開されている地区稲門教育会活動のさらなる活性化も期待されます。教職支援センターでは、若手教員の会が稲門教育会の新しい柱として定着するよう、活動を支えていきたいと考えています。