公開講演会：今に生きる学生時代の学びとは―卒業生調査にみる大学教育効果 1/7（水）

• 開催概要：本講演では、「大学で学んだことは社会で役に立たない」という言説は本当なのか、矢野眞和先生が長年の卒業生調査にもとづき実証的に明らかにしてきた知見を紹介します。社会工学や統計分析を駆使して卒業後のキャリアを追跡した研究から、大学教育がどのように人生の軌跡や成長に影響しているのか、その実像を提示。いま高等教育の価値を再考する上で不可欠な論点を、データと理論の双方から議論します。
• 講師：矢野　眞和氏　東京工業大学名誉教授
• 講師の略歴：1944年生まれ。東京工業大学卒。工学博士。専門は社会工学、教育経済学。国立教育研究所、広島大学、東京工業大学、東京大学、昭和女子大学、桜美林大学を歴任。単著に『大学の条件』東京大学出版会2015年、『今に生きる学生時代の学びとは―卒業生調査にみる大学教育効果』玉川大学出版部2023年、共編著に『教育劣位社会』岩波書店2016年、『高専教育の発見』岩波書店2018年等。
• 日時：2026年1月7日（水）17：00～19：00
• 場所：早稲田大学早稲田キャンパス16号館609教室
• 対象：学生・大学院生、教員、一般
• 参加自由、事前申し込み不要
• 問い合わせ：早稲田大学教育・総合科学学術院　教授　濱中　淳子（[email protected]）

＜配慮が必要な方へ＞
文字通訳、手話通訳、場内誘導、座席の確保、お子様連れでの参加等について配慮をご希望の方は、原則として開催日の4週間前までにご希望の内容をお知らせください。ご相談のうえ、できる限りの対応を検討させていただきます。