2025年度秋学期・2026年度春学期
早稲田大学教育・総合科学学術院(教育学部)教育会イベントのお知らせ
『島から島へ』上映会+トークセッション
▼何が彼らを沈黙する人々に変えたのか?――歴史と記憶に向き合う4時間50分
早稲田大学教育・総合科学学術院 教育会のイベントとして、ドキュメンタリー映画『島から島へ』(2024年、台湾。原題『由島至島』)の上映会+トークセッションを開催します。
『島から島へ』は、日中戦争・アジア太平洋戦争期の台湾籍日本軍兵士・軍属、1941年12月の開戦当時東南アジアで生活していた台湾系住民の歴史経験をたどり直すことから、被害と加害の交錯する台湾の戦争記憶の複雑さと、東南アジアへの侵略と暴力の経験を忘却してきた戦後日本のありようを浮き彫りにする長篇ドキュメンタリー作品です。当初は「定員80名」としていましたが、予想を超える反響をいただき、会場を早稲田大学小野記念講堂(座席数206名)に変更しました。
今回の上映会では「第2部」として、監督の廖克發さん、映画の歴史監修を担当した研究者の藍適齊さんをお迎えし、フロアの参加者をまじえたトークセッションを開催します。帝国日本の敗戦/第二次世界大戦の終結から80年の節目の年、「先の大戦」の記憶を新たな角度から見つめ直す貴重な機会となるはずです。多くの方々のご参加を心よりお待ちしています。
◆日 時: 2025年10月25日(土)12:30~19:00(終了予定)
第1部 『島から島へ』上映会(12:30~17:40、途中休憩あり)
第2部 トークセッション:『島から島へ』と戦争の記憶(18:00~19:00)
◆会 場: 早稲田大学小野記念講堂(早稲田キャンパス27号館地下2階)
◆対象者: 早稲田大学教育学部・教育学研究科の学生
他学部・他研究科の学生、教職員、一般の方
◆参加費: 無料(要事前登録)
参加登録フォーム:https://qlear.cloud/sanbi/movie_waseda_joinform
共催:早稲田大学教育・総合科学学術院 教育会、「「ポスト冷戦」期以降の日本における戦争表現に関する協働的研究」(JSPS25K00451)、「貫戦期東アジアのナショナリズム/トランスナショナリズムと日中映画交渉の包括的研究」(JSPS24K00035)
問い合わせ:[email protected]
担当:五味渕典嗣(教育・総合科学学術院)
※添付のポスターには「定員80名」としていますが、定員は小野記念講堂の座席数に合わせて変更します。
※定員に達した段階で参加登録を締め切ります。