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  • 講演会「協働から生まれる風景 ~自然と人間の関わりの術としてのアート~」6/29(火)

講演会「協働から生まれる風景 ~自然と人間の関わりの術としてのアート~」6/29(火)

講演会「協働から生まれる風景 ~自然と人間の関わりの術としてのアート~」6/29(火)

0629

TUE 2021
Place
Zoomで実施
Time
13:00~14:30
Posted
2021年6月14日(月)

人々との協働のうちにその土地の暮らしや自然と呼応する作品を制作し、様々な地域で表現活動を展開している現代アーティスト、五十嵐靖晃氏をお招きして、瀬戸内、太宰府、ブラジル、南極などでの創作活動についてお話を伺います。どうぞ奮ってご参加ください。

 

  • 司会:鴻野わか菜(早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授)
  • お問合せ:鴻野わか菜研究室

 

五十嵐靖晃

アーティスト。
1978年千葉県生まれ。2005年東京藝術大学大学院修士課程修了。人々との協働を通じて、その土地の暮らしと自然とを美しく接続させ、景色をつくり変えるような表現活動を各地で展開。美術はこの時代、多様な人々をつなげるものとしてあると考える。2005年にヨットで日本からミクロネシアまで約4000㎞を航海した経験から“海からの視座”を活動の根底としている。

代表的なプロジェクトに、樟の杜を舞台に千年続くアートプロジェクトを目指す福岡県太宰府天満宮での「くすかき」(2010~)、漁師らと共に漁網を空に向かって編み上げ土地の風景をつかまえる「そらあみ」(瀬戸内国際芸術祭2013・2016)、山間に暮らす人々と協働し湖と雲を組紐で結ぶ「雲結い」(北アルプス国際芸術2017)、子午線すなわち世界の時間が一点に集まる南極で、子午線を糸に見立て世界各地から集った人々と組紐を組み、その紐を使って皆で凧揚げをするプロジェクト「時を束ねる」(南極ビエンナーレ2017)などがある。

東京2020オリンピック・パラリンピック公認文化オリンピアードTURNプロジェクトメンバーとして「TURNフェス」(東京都美術館/2016,2017,2018)、「TURN in BRAZIL」(ブラジル/2016)、「TURN in BIENALSUR」(ペルー/2017)に参加。国内外の障害者施設との交流を通じて、福祉施設を文化施設に変える試みにも取り組んでいる。

 

ウェブサイト
http://igayasu.com