School of Education早稲田大学 教育学部

【複合文化学科】文化から学ぶフランス語

科目情報

  • 科目名 :フランス語演習Ⅰ2 (文学テクストを読む)
  • 科目区分:2年必修(仏語選択者)
  • 執筆者:植松 このみ

シャンソンを通して学ぶフランス語

教育学部複合文化学科では第二外国語に力を入れていて、三年間必修として学ぶ事が出来ます。ここでは、なかでもフランス語履修者が二年次に必修として受講することのできる、渡邉芳敬先生担当の水曜二限「フランス語演習Ⅰ2(文学テクストを読む)」について紹介したいと思います。

今学期はオンライン形式での授業でした。二限の授業は通常10時40分から開始されますが、この授業では90分の授業時間のうち前半の20分は各自予習の時間として当てられ、11時からZOOMによるリアルタイム授業が行われました。事前の課題を提出したうえで解説・補足をリアルタイムで行うといったような予習中心の進み方で、先生の一方的な講義ではなく、生徒との会話やフィードバックを基本とした授業であるため、オンラインでも自分が授業に「参加している」という意識を持つことができ、生徒間でも繋がりを持つことができます。

授業の主な内容としては、毎週フランス語の歌(シャンソン)を日本語訳、文法解釈、英語版や日本語版との翻訳の比較などを行います。歌を聴いたりしながら学ぶため、正しいフランス語の発音や文法表現を楽しく学ぶ事が出来ます。シャンソンを取り扱うので、教科書に沿って進む座学よりも気持ち楽にフランス語に触れることができ、たまに聞いたことのある曲も出てくるので、フランス語をより身近に感じることもでき、第二外国語への苦手意識も小さくなるのではないでしょうか。私自身、この授業を通して、自分が思っていたよりもフランス語は身の回りにあふれていて、身近なものであることに気づくことができ、よりフランス語を学ぶ意味・価値・楽しさを実感することができました。

ただ語学を学ぶのではなく、文化(ここではシャンソン)を通してアプローチすることは、言語を学ぶ事の楽しさや、その国の文化の魅力に気づくことに繋がると考えます。この授業はまさにそういった要素が含まれており、飽きずに、むしろ前向きにフランス語にアプローチすることができます。楽しくフランス語を学びたい人にはぜひお薦めしたい授業です。

受験生の皆さんへ

受験生の皆さんは、大学生活にどんな夢を描いていますか。憧れのキャンパスライフを夢見ている方も多いと思います。しかし、このパンデミックによってもしかしたらその形は変わっていくかもしれません。いつ収まるかも分からないこの状況下での受験は、不安も大きいと思います。ですが、早稲田大学の学びへの姿勢は決して変わりません。今回の全オンライン授業という初めての試みにも大学は積極的に取り組み、学習の質を落とさないようにと先生方も工夫を凝らして下さるのが伝わるものでした。

状況が変わっても、学びは変わらず進化し続けます。皆さんも早稲田で学ぶという目標を捨てず、どんな逆境でも諦めない強い意志を持ち続けてください。「この先どうなるか分からない」、そんな不安を「分からないから自分次第でどうにでもできる」、そんな希望に変えられたら素敵だと思います。稚拙な文章で大変恐縮ですが、これを私からの皆さんへの応援メッセージとさせていただきます。早稲田大学でお待ちしております。頑張ってください!

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