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- ナディア・コズリナ氏講演会「想像力と検閲のあいだで生まれた世界」12/11(木)
ナディア・コズリナ氏講演会「想像力と検閲のあいだで生まれた世界」12/11(木)
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THU 2025- Place
- 早稲田大学早稲田キャンパス14号館B101教室
- Time
- 15:05~16:45
- Posted
- 2025年11月5日(水)
- 概要:本講義では、20世紀初頭から現代に至るロシアとソ連の児童書およびアニメーションの発展を紹介します。
革命後の1920年代、アヴァンギャルド芸術家たちは子どもの本を新しい教育とデザインの実験の場とし、独自の美学を築きました。その後の時代には、表現の自由が制限される中でも、多くのアーティストたちが絵本やアニメーションを通して想像力を保ち続けました。
レベデフ、マヴリナ、ピヴォヴァロフ、カバコフらの作品を通じて、児童文化がどのようにして「もう一つの自由な空間」となったのかを考察します。
また、『チェブラーシカ』や『霧の中のハリネズミ』などのアニメーション作品に加え、現代ロシアのイラストレーションや若手アーティストの潮流にも触れ、伝統と革新が交差する豊かな世界を探ります。 - 日時:2025年12月11日(木)15:05 ~ 16:45
- 場所:早稲田大学早稲田キャンパス14号館B101教室
- 講師:コズリナ,ナディア氏
- 司会:鴻野わか菜(早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授)
- 講演言語:日本語
- 対象:学生・大学院生、教員、一般
- 問い合わせ:鴻野研究室 [email protected]
- 無料。予約不要
◇コズリナ,ナディア氏(Kozulina, Nadia)
1981年モスクワ生まれ。モスクワ・グラフィックデザインアカデミー卒業後、グラフィックデザインやアニメーションの分野で活動。その後、大人向けの絵画指導に携わる。2013年に来日し、岐阜県の情報科学芸術大学院大学(IAMAS)の修士課程に入学。2015年に修了し、東京に拠点を移す。現在は東京を拠点に、ロシア語およびロシアのアート史の教育に携わりながら、イラストレーター・絵本作家としても活動中。著書に絵本『Floating Light of Japan』『セリョージャとあそぼう』(Let’s Play with Seryozha)がある。また、帝京大学にて言語と文化の交流を目的としたプロジェクトを主導している。
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