講演タイトル:
プロフェッショナルの世界をのぞいてみよう!
~ブロードウェイ俳優に学ぶ“夢の世界”での働き方と折れない心の磨きかた~
講演者:由水 南氏(ブロードウェイ俳優・YU-project主宰)
- 日 時:2024年5月10日(金)15時~16時40分
- 開催場所:早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館102教室
- 対 象:学生・教職員・一般
- 参加方法:対面(入場無料・申込不要)
- お問い合わせ:秋野研究室 [email protected]
講演会趣旨:
華やかなブロードウェイの世界 ―― こうした舞台の世界は、どのような働き方をする
人たち/システムによって支えられているのでしょう?ショービジネスの世界(特にミ
ュージカル)における日米の違いは?ブロードウェイ俳優という舞台芸術の世界の「プ
ロフェッショナル」になる過程で、由水氏はどのようなことを考え、海外生活に飛び込
み、オーディションに挑む日々のなかで、成長を意識してきたのでしょう?
舞台を通して、そして、数少ない日本人ブロードウェイ俳優のお一人として、ご自身
のブロードウェイ出演作品に触れつつ、お話しいただきます。
ブロードウェイを中心とする米国の舞台芸術・ショービジネスの「制度論」と、そこ
で働くプロの俳優の「心構え」の二本の柱を中心として、俳優という職業を語っていた
だくことで、舞台芸術の世界の「プロフェッショナル」とは?という点について、多角
的視野から考えてみましょう。
舞台の分野のみに限らず、就職や進路を考え、これから何かの「プロフェッショナル」
になりたい!と思っている学生の皆さんには、必聴の講演会です。
お気軽にお越しください。
司会・聞き手は、諸外国の文化政策を専門とする本学教授の秋野 有紀がつとめます。
講師プロフィール:
由水 南(ユウスイ ミナミ):俳優。石川県金沢市出身、米ニューヨーク在住。
高校卒業後に渡米し、現地の演劇学校を卒業後、全米各地の劇場で『メリー・ポピンズ』
『アイーダ』『キャッツ』など、多数の舞台に出演。日本では、劇団四季で『ウィキッド』
『美女と野獣』『鹿鳴館』に出演し、日本初演の『春のめざめ』では、翻訳家・演出助
手としても携わる。
再渡米後の2015年、渡辺謙主演の『王様と私』でブロードウェイデビューを果たし、
その後も『ミス・サイゴン』『マイ・フェア・レディ』でブロードウェイ出演を続ける。
『マイ・フェア・レディ』では、アジア人の女性俳優として唯一の出演者に選ばれ、
俳優陣のリーダー役であるダンスキャプテンも務める。
天皇皇后両陛下ご臨席のもと、「第38回国民文化祭・第23回全国障害者芸術・文化祭」
開会式にて、手話グループと共演し、歌唱披露。
俳優活動と並行して、2014年に『YU-project』を発足。セミナー、講演会、SNSを通して
「可能性は無限大」のメッセージを発信し続けている。
2022年には、ABEMA『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』に演技指導役として出演し、
ニューヨーク流の指導が好評を得た。2023年には、初の著書『今日から始めるSHOW UPの
習慣』(イマジカインフォス)を出版。