Graduate School of Commerce早稲田大学 大学院商学研究科

その他

2014年4月入学
■町田 遼太さん<在学生>
■会計専修


2014年4月入学
在学生_町田さん
 町田 遼太さん
会計専修 管理会計研究指導

横浜市立大学国際総合科学部卒業
早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了
研究指導:管理会計(清水孝教授)

進学理由

もともと社会の教員を目指していたのですが、学部時代に高校の教育実習で思うように教えることができず愕然としました。そのことをゼミの先生に相談したところ、人に教えるためには専門性を極めることが重要であり、博士後期課程まで行くなら早稲田大学がよいと勧められたのです。

研究と教育を両立する大学の教員を目指して

自分が興味のあることを突き詰めていこうと、商学研究科で選んだ専門は「管理会計」。測定した原価をどのように管理していくかを考えることは、どんな経営にも不可欠だと思ったからです。管理会計というと、監査法人や公認会計士のように企業の業績を株主などに報告するための作業をイメージするかもしれませんが、私が研究しているのは従業員の動機付けのための会計です。例えば、経営者だけでなく、現場の従業員にも企業全体の業績を上げることを意識しながら働く意識を持たせるためには、どのような仕組みが必要なのか。予算など、会計を中心とした仕組みでそれを実現することができるのかを考えています。
博士後期課程の研究テーマは専門性が高く、それを追究していくためにはさまざまな基礎知識が必要となりますが、今になって小中高で積み重ねてきた5教科の知識がいかに大切かを実感しています。物事の歴史を知ることも大事です。例えば1900 年当時の会計資料があったとしても、その時代にどんなことがあったかを知っているといないでは、理解の仕方が全然違うからです。私も以前は管理会計の本ばかりを読んでいましたが、今では倫理や哲学など幅広いジャンルにも目を向けるようになりました。商学研究科の研究図書室には分野によっては国会図書館にも匹敵するほどの多様な文献が揃っており、この恵まれた研究環境が何よりも学習意欲を高めてくれます。

将来は研究と教育を両立できる大学の教員になりたいと考えています。そのためにはバイタリティーも必要なので、大学院外での交流の場をもつことでさまざまな人たちと触れ合い、自分自身の世界を広げています。

 

[Explore]新しい自分に出会えたターニングポイント

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