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【柳井イニシアティブ】Open Talk「文楽の女が嘆くとき──「うしろぶり」にみる文楽人形の愁嘆表現」(11月2日開催)

Open Talk 文楽の女が嘆くとき──「うしろぶり」にみる文楽人形の愁嘆表現

柳井イニシアティブでは、早稲田大学国際文学館を訪れる方々に、文学を読む面白さや文学研究の魅力を感じていただくための講演会(オープントーク)を開催しております。

今回は京都市立芸術大学非常勤講師の中野ふくね先生をお迎えし、「文楽の女が嘆くとき──「うしろぶり」にみる文楽人形の愁嘆表現」というテーマでご講演いただきます。

文楽の聞きどころ・見どころのひとつに、女性の登場人物が切ない心情を訴える「クドキ」と呼ばれる場面があります。太夫の語りと三味線の演奏がクドキの最高潮に達するとき、嘆きの主体である女方人形が突然くるりと後ろ向きになり、上体を反らしながら両手を翼のように広げて優美な姿をみせることがあります。「うしろぶり」と呼ばれるこの動作は、それまで人間そっくりの動きをしていた人形がたちまち人体を超越した姿になる、文楽人形ならではの美的表現と言えるでしょう。しかし考えてみれば、この「うしろぶり」は、三人の人形遣いが息を合わせて操作することによって成り立っています。人形遣いたちは、どのような連携によってこの型を実現させているのでしょうか。そしてなぜ、嘆きの表現として人形の華麗な姿をみせるのでしょう。

今回のオープントークでは、人形遣いの実演の記録をもとに「うしろぶり」の操作手順を分析しながら、舞台表現として私たち鑑賞者にもたらされる受容効果を検討します。

詳細

  • 開催日時:11月2日(月)14:00~15:00
  • 会場:早稲田大学国際文学館(通称:村上春樹ライブラリー)地下1階
  • 言語:日本語
  • 参加:どなたでも無料で参加できます
  • 主催:柳井イニシアティブ グローバル・ジャパン・ヒューマニティーズ・プロジェクト
  • 共催:国際文学館

チラシ

講演者

中野ふくね(NAKANO Fukune)

京都市立芸術大学非常勤講師。同大学大学院博士(後期)課程在籍。人形浄瑠璃文楽における人形の演技と操法について研究している。主な論文に「文楽人形うしろぶり考―女方人形の愁嘆表現にみる動作の特異性」(細田明宏編『日本の人形芝居をとらえなおす―伝統的人形操りへの多様な視点』琥珀書房、2026)、「人形浄瑠璃文楽における三人遣いの合図の仕組み―人形動作に組み込まれた「ズ」と「ホド」の実演リサーチを通じて」(『京都市立芸術大学 美術学部 研究紀要』第 70 号、2026)がある。

ファシリテーター

柳井イニシアティブコミッティメンバー:大木エリカ

イベントに関する問い合わせ

  • 柳井イニシアティブ事務局email: yanai.initiative★list.waseda.jp(★部分を@に変更してください。)
Dates
  • 1102

    MON
    2026

쀻 Place

早稲田大学国際文学館地下1階

쀣 Tags
Posted

Thu, 08 Oct 2026

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