パリ2024オリンピックのフェンシング競技の男子フルーレ団体で金メダルを獲得した松山恭助選手(2020年スポーツ科学部卒業)、男子エペ団体で銀メダル、男子個人エペで金メダルを獲得した加納虹輝選手(2020年スポーツ科学部卒業)が、早稲田スポーツミュージアムを来館されました。
金メダリスト2名が早稲田スポーツミュージアムに
1964年東京オリンピック・フェンシング競技会場だった早稲田大学記念会堂
早稲田スポーツミュージアムが設置されている早稲田アリーナの場所(37号館)には、以前、早稲田大学記念会堂がありました。記念会堂は、入学式・卒業式の式典や、早慶戦や早稲田祭、保健体育科目の授業、体育各部の部活動など、多くの早大生の青春の舞台として利用されていました。また、1964年東京オリンピックでは、フェンシング競技が記念会堂で行われました。大学の施設でオリンピックの競技会場となったのは記念会堂だけでした。このように、記念会堂は早稲田大学にとって重要な歴史的な場所でした。
松山選手と加納選手の2名が、フェンシング競技の金メダリストとして当時のフェンシング競技記念碑を見つめる姿は感慨深く、競技を極めた彼らにとっても、歴史を感じながらその場に立つことは特別な体験だったことでしょう。オリンピックの舞台での活躍を通じて、フェンシングの伝統や意義を改めて実感する貴重な時間となったと思います。彼らの訪問は、早稲田スポーツの伝統をさらに輝かせる素晴らしい機会となりました。
- 1964年東京五輪の展示を見る二人
- 当時の競技種目や優勝した選手名を指さす加納選手
早稲田スポーツミュージアムでは、パリオリンピック・パラリンピックに出場した早稲田大学関係者の活躍をまとめたパネルや、松山選手・加納選手のサイン入りパネルも展示しています。世界で輝く早稲田スポーツの魅力を感じる展示です。ぜひご来館ください!

自分のサインを指さす加納選手、松山選手
写真協力:早稲田スポーツ新聞会
早稲田スポーツミュージアム
場所:戸山キャンパス 早稲田アリーナ3階
休館日:水曜日ほか
入場無料・予約不要
- ご来館の際には、早稲田スポーツミュージアムWEBページにて最新の開館日程をご確認ください。
休館日程等は変更になる場合があります。
伝統の継承者たれ。未来の創造者たれ。
-早稲田スポーツミュージアムー
早稲田スポーツミュージアムは、最後の早慶戦や雪の早明戦など、長い歴史を彩る栄光のシーンや象徴的なエピソード等を通じて、「早稲田スポーツ」の比類なき個性や魅力を感じることができるほか、体育各部(44部)の資料を交替で展示するコーナーもあり、足を運ぶ度に新たな発見があるミュージアムです。
入場無料・事前予約なしでお越しいただけます。皆さまのご来場をお待ちしています。