早稲田大学・美濃加茂市 文化交流事業 共催展
生誕150年 津田左右吉と藝術 ―心を寄せた美術・音楽・演劇の世界―
歴史学者として大きな功績を残した津田左右吉(1873-1961)。生誕150年を記念し、その人物像に焦点をあてた展覧会を開催いたします。
津田の日記には、研究や執筆活動の傍らたびたび展覧会や音楽会、劇場へと出向き、芸術に親しんでいたことが書かれています。白馬会などの美術団体の展覧会や明治音楽会、文芸協会の演劇など、津田は各時代の新しい芸術の動向に関心を持ち、いつ、どこで、何を見て、どのように感じたかを日記に記録しました。また、当時の雑誌にも音楽概論や劇評、美術論などを寄稿しています。
津田は学問の場の在り方について、「僕は學問と藝術とを結びつけて、そこから理窟と情味との抱き合った氣分を作り出したいと、考へてゐる」(「日信」1927年2月25日付)と記しています。
本展では、津田の日記や文章を手掛かりに、津田が見聞したもの、心を動かされた芸術について明らかにし、津田左右吉の美的な感性を探ります。
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会期・会場
早稲田大学歴史館 企画展示室
2023年11月18日(土)~12月17日(日)10:00~17:00
休館日:水曜日
- ご来館の際には、早稲田大学歴史館の開館カレンダーにて最新の開館日程をご確認ください。
*本展覧会は2023年9月16日(土)から10月22日(日)の間、美濃加茂市民ミュージアムで開催されました。
場所・アクセス
早稲田大学歴史館
〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学 早稲田キャンパス1号館1階
東京メトロ東西線「早稲田」駅 2・3A・3B 出口から徒歩5分
都電荒川線「早稲田」駅から徒歩5分
JR山手線・西武新宿線「高田馬場」駅(早稲田口)から都営バス「早大正門」行 終点下車徒歩1分
料金
無料(予約不要)
主催
早稲田大学文化推進部文化企画課、美濃加茂市民ミュージアム
坪内逍遙大賞
近代の文学、演劇、翻訳、美術、教育など多方面に功績を残した坪内逍遙。逍遙の生まれ故郷である岐阜県美濃加茂市では、1994年「坪内逍遙大賞」を制定し、演劇に関する活動著作のうち逍遙の功績を再認識させるような個人または団体を表彰しています。
また本学では「早稲田大学坪内逍遙大賞」を2007年に創設し、文芸をはじめとする文化芸術活動において貢献をなした個人または団体を顕彰しています。
早稲田大学・美濃加茂市 文化交流事業
2007年、美濃加茂市と早稲田大学は文化交流協定を結び、本学の学生による演劇公演や共同企画展等を開催しています。
早稲田大学歴史館
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