企画展「大隈重信とチベット・モンゴル」
大隈重信は、地理学・人類学上からの興味、イギリス・ロシアの東アジア進出に対抗するための情報収集、中国・モンゴル地域の近代化教育支援などのさまざまな目的から、19世紀末から20世紀初頭にかけてチベット・モンゴル入りした人々を後援しました。
本展では、大隈の外務大臣在任中に決定されたチベット潜入計画により、1901年に日本で二番目にラサ入りした成田安輝、1905年にラサに入り大隈の後援を受けながらダライラマ13世と日本のパイプ役となった寺本婉雅、モンゴル人教育と人類学調査のためカラチン王旗にわたった鳥居龍蔵の3人に光をあてます。彼らが大隈に宛てた書簡や当時の新聞記事、公文書などの展示を通して、大隈重信とチベット・モンゴル地域との交流の実相を明らかにします。
日時
2020年11月13日(金)~12月11日(金)10:00~17:00 ※水曜日休館
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・新型コロナウイルス感染症の今後の拡大の状況により、休館日程等は変更になる可能性があります。
場所
早稲田大学歴史館 企画展示ルーム
〒169-8050東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学 早稲田キャンパス1号館1階
料金
無料
主催
中央ユーラシア歴史・文化研究所
問い合わせ
早稲田大学歴史館 03-6380-2891