1987年12月6日のラグビー早明戦は、永く語り継がれる「伝説の一戦」となりました。
伝説の「雪の早明戦」
前日からの積雪にも関わらず、国立競技場には満席の62,000人の観客が詰めかけた。
前半に早稲田がトライで先制するも、明治が逆転する。後半に早稲田が再逆転を果たすが、終了間際の特に8分近くにも及ぶロスタイムで明治が猛攻を仕掛ける。早稲田ゴール前でフォワードを中心に攻め続ける明治、必死のタックルで死守する早稲田。選手の体からは湯気が立ち上り、手に汗握る攻防に観客は大声援を送った。
執念の早稲田がボールを奪い返したところでノーサイドとなり、10対7で死闘に終止符を打った。
関東大学対抗戦で全勝を飾った早稲田大学は、全国大学選手権でも優勝すると、続く日本選手権で社会人王座の東芝府中にも逆転勝利、16年ぶり4回目の日本一に輝いた。これ以来、現在まで大学チームが日本選手権で優勝したことはない。
「雪の早明戦」収録のDVDを上映
早稲田スポーツミュージアム(戸山キャンパス早稲田アリーナ3階)内「ダイナミックシアター」では、2020年2月27日より、「雪の早明戦」収録の「大学ラグビー激闘史 1987年度(NHKエンタープライズ、上映時間約85分)」を上映しています。
展示中の、第56回全国大学選手権決勝使用球(サイン入り)と優勝カップとあわせて、赤黒ジャージの栄光の軌跡をお楽しみください。
ラグビー蹴球部大学日本一 決勝使用球(サイン入り)と優勝カップを展示
開館カレンダーをご覧の上、是非、ご来館ください。