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多和田葉子・高瀬アキ パフォーマンス&ワークショップ 2019を開催しました

2019年11月14日(木)、15日(金)、早稲田大学小野記念講堂にて「多和田葉子・高瀬アキ パフォーマンス&ワークショップ」を開催いたしました。毎年11月に開催されているこのイベントは、今年で第10回目の開催となります。今回も満席となるほど大変多くのお客様にお越しいただき、言葉と音楽の新たなコラボレーションをお楽しみいただきました。

パフォーマンス「奇怪仕掛けのハムレット」

今回は、ドイツの劇作家ハイナー・ミュラーの代表作『ハムレットマシーン』(シェイクスピア著『ハムレット』を下敷きに書いた前衛戯曲)を更に多和田氏・高瀬氏が脱構築。『奇怪仕掛けのハムレット』と題し、巧みな言葉遊びと即興ピアノ演奏によって、新たなハムレットの世界が繰り広げられました。

全5章に渡るパフォーマンスの中では、現代の日本の姿が描写されるように、「ソーシャルメディア」「テレビ」「国葬」「女性」「母」「血と死」などのたくさんのキーワードが強いメッセージを持って表現されていました。

アフタートークで多和田氏は、「ハイナー・ミュラーは大学の修士論文で扱ったテーマであった。今回は死んでしまった彼の魂と会話をしながらテキストを書いた。」と述べられ、ハイナー・ミュラーとの思い出話も聞くことができました。
また高瀬氏は、「今回の演奏は、ジャズナンバーやクラシック曲をいくつか組み合わせたが、ほとんどが即興演奏だった。多和田さんの言葉の勢いが聴こえきて、それに応えるように演奏するのが楽しかった」とお話しされました。

ワークショップ「言葉と音楽」vol.10

ワークショップの参加者には、事前に「ハムレット」と「ハムレットマシーン」を読んだ上で、現代のハムレット、またオフィーリアとしての台詞を考える、という課題が与えられており、当日は早稲田大学生・院生8名が自身のテキストを発表しました。課題は全員同じでしたが、音楽との即興コラボレーションや演技を交え、8人それぞれの個性豊かな物語が展開されました。今回はマイクをあえて使用せず、自分の声のみで語ることに挑戦。言葉を発声すること、他者へ伝えるということに改めて視点を当て、パフォーマンスを行いました。

両氏には朗読やテキストについて高評やアドバイスをいただき、また14日に行われたパフォーマンスの一部分も特別に披露いただきました。

アフタートークでは、参加者が自身の朗読パフォーマンスを行い、感じたことや新たに発見したことなどを共有しました。
出演した学生また両氏への質問コーナーもあり、出演者とお客様全員で言葉と音楽の可能性を探る、大変有意義な時間となりました。

ご出演いただきました多和田様、高瀬様、またご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
来年は11月16日(月)にパフォーマンスを、17日(火)にワークショップを開催いたします。詳細は決まり次第「早稲田文化」Webサイトにてお知らせいたします。

主催

早稲田大学文化企画課
スーパーグローバル大学創成支援事業 国際日本学拠点
早稲田大学文化構想学部 文芸・ジャーナリズム論系 松永美穂研究室

問い合わせ

松永美穂研究室 03-5286-3637
早稲田大学文化企画課 03-5272-4783 (月~金 9:00-17:00)

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