5月15日(火)、會津八一記念博物館にて「Museum Week 特別企画 會津八一記念博物館 創立20周年記念コンサート」を開催しました。
會津八一記念博物館は1998年5月15日にオープンし、
2018年5月15日はちょうど創立20周年の記念日にあたります。
これを記念して博物館では初めての試みとなる、1階ホール(「明暗」前)でのコンサートを開催しました。
お天気にも恵まれ、天井からの爽やかな日差しと、崇高で趣溢れる館内には心地よく音楽が響き渡りました。
当日は100名を超えるほどの、大変多くのお客様にお越しいただきました。
芸術作品に囲まれた荘厳な空間にて、この場でしか味わうことのできない贅沢なひとときとなりました。
會津八一記念博物館 塚原館長のご挨拶の後、
コンサートには今年創立105周年を迎える早稲田大学交響楽団のメンバーを迎え、弦楽四重奏曲を披露いただきました。
プログラムは、モーツァルト作曲ディヴェルティメントk.138で始まりました。
初夏を感じさせる爽やかな音色は館内に響き渡り、
楽団メンバーの生き生きとした演奏姿、そして表情豊かに湧き上がる音楽は非常に印象的でした。
2曲目はハイドンの名曲、弦楽四重奏曲 第67番「ひばり」を披露いただきました。
艶やかなヴァイオリンの音がひばりのさえずりを奏で、館内は美しいハーモニーに満たされました。
今回のプログラムは、「創立20周年記念コンサート」にふさわしい曲を楽団メンバーの方に選曲いただきました。
古典的な響きを持つ楽曲は建物の古風で雅な雰囲気ともよく相まり、心地よい空間を演出していました。
また舞台中央にそびえる美術作品「明暗(横山大観・下村観山 作)」は生演奏の迫力によって様々に表情を変え、芸術の魅力を新たに発見することもできました。
プログラム終了後拍手は鳴り止まず、最後はアンコールの早稲田大学校歌(弦楽四重奏ver.)で締めくくられました。
お客様からは次回を期待する声も多くあり、コンサートは大盛況のうちに終えることができました。その様子は、以下の動画でご覧になれます。
楽団メンバーの皆さん、ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
さて、文化推進部では今後もお客様と芸術との素晴らしい出会いをたくさんお届けしていきます!
5月21日(月)からは、いよいよMuseum Week 2018が始まります。
早稲田大学にある3つのミュージアムをより楽しんでいただけるよう、様々な企画をご用意しております。皆様のお越しをお待ちしています!
Museum Week 2018 詳細
こちらをご確認ください。
問い合わせ先
早稲田大学 文化推進部 文化企画課(TEL:03-5272-4783(月-金9:00-17:00))