
写真提供:PNGジャパン
3月22日(水)から、早稲田大学26号館(大隈記念タワー)10階 125記念室にて、オセアニア民族造形美術品を紹介する「パプアニューギニアとの出会い 〜早稲田大学収蔵コレクション〜」をスタートしました。早稲田大学では、パプアニューギニアの精霊像や仮面、楯や槍などの武具、土器や木器などの日用品をはじめ多岐にわたる資料1,089点を所蔵しています。その中には、現在では制作されなくなった作品も多く、大変貴重な資料群であると言えます。本展覧会ではそのうち70点を展示するほか、本学考古学研究室によるパプアニューギニア現地調査活動についても紹介しています。
開催初日は、ガブリエル・ドゥサバ駐日パプアニューギニア独立国大使が来校。本学鎌田薫総長と共に展示をご覧になった後、展覧会開催記念レセプションにも出席されました。
鎌田総長からの「本学には日本人の教職員・学生以外に、世界112か国から集まった5,400名を超える外国人学生が学んでおり、多くの留学生が本展覧会を訪れ、パプアニューギニアの魅力が世界中に伝わっていくきっかけになることを期待しています。」という挨拶に対し、ドゥサバ大使からは「故郷のセピック・アートに触れることができて感激しています。多くの若い学生に展示を見てもらうことにより、異文化理解の良い機会になることを期待すると共に、パプアニューギニアは直行便で成田から約6時間で着くので、是非パプアニューギニアにお越しいただきたいと思います。」というご挨拶をいただきました。
本展覧会ならびに関連企画である講演会等を通じて、パプアニューギニアと日本および早稲田大学の友好がいっそう深まることも心より祈念しております。
- 展示を見学するドゥサバ大使・鎌田総長
- 鎌田総長挨拶
- ドゥサバ大使挨拶
- 本学會津八一記念博物館所蔵「明暗」のレプリカを贈呈
本展覧会は4月25日まで。卒業式・入学式・新学期のスタート時期に会期を設定しました。多くの早稲田大学の学生・父兄・教職員・関係者の皆様に、この貴重な資料群に触れていただきたいと考えています。
- 「パプアニューギニアとの出会い 〜早稲田大学収蔵コレクション〜」は写真撮影も可能です!
開催日時
会期:2017年3月22日(水)〜4月25日(火) ※4月9、16、23日は閉室
開室時間:10:00〜18:00
チラシのダウンロードはこちら
会場
早稲田大学26号館(大隈記念タワー)10階 125記念室
料金
入場無料
記念講演会
2017年4月17日(月) 16:30〜18:00(開場10分前)
会場:早稲田大学3号館302教室
講師:高橋龍三郎(早稲田大学文学学術院教授)
※入場無料、お申込不要。当日会場までお越しください。
主催・協力
主催:早稲田大学文化推進部文化企画課
協力:早稲田大学考古学研究室、會津八一記念博物館、(有)
お問い合わせ
早稲田大学文化推進部文化企画課
TEL: 03-5272-4783
E-mail: [email protected]